博多華丸(53)が9日、都内で主演映画「めんたいぴりり パンジーの花」(江口カン監督)公開記念舞台あいさつに、主人公夫婦を演じた富田靖子(54)らと出席した。

めんたいこを博多名物に育て上げた「ふくや」創業者の故川原俊夫さんをモデルにした映画の第2弾。13年に福岡でドラマ化、19年には映画第1弾が公開された。今作も、華丸演じる大将の店「ふくのや」に、謎のたこ焼き屋台が現れたのをきっかけに、さまざまなことが起きる、笑い、涙、恋心ありの物語。

華丸は「ドラマ化から10年ですか。続いたらいいなとは思いましたが、まさかここまでとは思っていませんでした。でも(出演者は)本当にあか抜けませんね。変わらないよさが出ていると思います」。富田も「10年前と変わらず、いつも通りの、ちゃぶ台の席でご飯を食べることができます」と話したが、スケトウダラの妖精役の博多大吉(52)は「あのころは40代でしたが、今回はめちゃメークが濃くなりました。今は50代ですから」と笑わせた。

同作は福岡で先行公開された。華丸は「最初は福岡県だけのローカルドラマでした。それが少しずつ世に出て。福岡での舞台あいさつは、全部でマイクが3本しかありませんでしたが、新宿は人数分のマイクがある。日本の中心で舞台あいさつができるのがすごい」と話した。

華丸と大吉はこの日、MCを務めるNHK「あさイチ」のゲストが、映画「怪物」に出演している安藤サクラだったという。華丸は「番組なので『怪物』を宣伝しましたが、10年つづくこの作品も怪物だと思います。怪物対魚卵の戦いに負けないように頑張ります」と話した。

ほか、瀬口寛之(45)森永悠希(26)余貴美子(67)が出席。