バレリーナ芸人の松浦景子(29)が11日、東京・ルミネtheよしもとで、「松浦景子のバレエ大大好き~ルミネtheよしもとからこんにちワルツ~」に出演し、新喜劇所属女性初のルミネ単独公演を果たした。

クラシックバレエ歴26年の舞やピン芸を交え、約2時間以上の公演を終えた松浦は「ルミネにまさか来られるとは思ってなかったので、むちゃくちゃ緊張してずっと寝れなかったんですけど、無事に終えることができた」と笑顔を見せた。

続けて「反省点ばっかり出てきて、もっとパワーアップできるように頑張らないと…ゲストの皆さんが力がすごいある方ばかりで、助けていただいたので、すごいなと。頑張ろうという気持ちになりました。無事に終えられたので、感無量です」と胸をなで下ろした。

特別ゲストでフリートークに出演したココリコ田中直樹は「すごいなって思いました。お客さんの層とかもバレエやられているかわいいお子さんたちとか、親御さんも含めて、あんまり吉本のライブとかでは見られないお客さんの層だったりする。新しいタイプというか、今までにまだいらっしゃらないタイプの芸人さん。笑いとバレエを融合させてという芸人さんがいらっしゃらなかったと思うので、そこの先頭を1人で走っているような方なので、すごいなって改めて思いました」と絶賛した。

一緒に出演したバイク川崎バイクも絶賛した。「僕もルミネの単独、一応芸歴も結構行っているのでさせてもらっているんですけど、見たことないお客さんの層。バレエのことでも笑うし、お笑いのことでもちゃんと笑う。最強のお客さんというか、それが松浦さんが築き上げてきたお客さんとの関係性というか。普段から応援したくなることをずっとやってきたものが全部出たのかな」と語った。

イベントは「白鳥の湖」から始まった。暗転された会場から松浦が登場すると、一気に歓声が沸いた。クラシックバレエ歴26年の舞を披露しつつも決めフレーズ「バレエ大好き!」を連発し、会場のペースを握っていた。

吉本新喜劇の辻本茂雄から、お祝いコメントが届いた。「負けず嫌いで、悔し涙も見ました。僕の娘と同じぐらいの年齢。お父ちゃんとしてはうれしい。頑張りすぎなので、たまには肩の力を抜いても、えんちゃうかな」とエールを送られた。

銀シャリの鰻和弘と、橋本直とは即興のコンテポラリーダンスを披露。3人が即興ながらも華麗な舞を披露し、松浦は「思った以上に素晴らしかった」と銀シャリの踊りを褒めちぎった。

元お笑いコンビの弾丸ジャッキーで体操経験のあるオラキオ(45)とも共演。お題に合わせて、体操のオラキオとともにポーズを決めて歓声を浴びた。バイク川崎バイクにはサングラス、Tシャツ着用で対抗した。松浦は川崎の必殺ギャグ「BKB」から「バレエ景子バレエ」とボケて喝采を浴びた。

イベントに最後には、強者にスペシャルゲスト田中直樹を交え、「バレエ大好き芸人になろう」とフリートークを重ねた。その間、「バレエ経験者は?」との問いに客席の半分が手を挙げ、「お笑いライブは初?」ととの問いにも約半数の人が手を挙げた。