なにわ男子西畑大吾(26)が16日、都内で、主演映画「忌怪島/きかいじま」(清水崇監督)の公開初日舞台あいさつに出席した。ホラーが苦手になったきっかけを明かし、清水監督に直接訴えるシーンがあった。

前半は生駒里奈、平岡祐太らとともに劇中に登場する「シンセカイ」チームと登場。後半は山本美月、當真あみらとともに「島民」チームとあいさつを行った。

撮影から約1年で公開を迎え「ホンマに、とうとうこの日がやってきたなっていう気持ちですね。1年前から撮り始めて、とうとう。無事に公開することができてうれしいです」と喜んだ。「ホラー映画めちゃめちゃ苦手で。相当怖がりなんです」と明かすと、生駒からも「(出来上がった映画を見て)一番ビビリ散らかしていて、飛び上がっていました」と暴露され、笑いを誘った。

「僕自身もともとホラーが苦手だったわけではないんですよ。ある作品をきっかけにトラウマになっちゃいまして。清水さんが監督された『呪怨』なんですよ」と告白。「小学生の時に友達とお泊まり会する時に見て、怖すぎて。忘れようと思っても忘れられなくて、夢にも出てくるし。最悪やと思って」と明かした。「こんなにホラーでひいひい言ってビビっているのは、全部清水さんのせいなんですよ! 恨んでましたからね」と清水監督に直接訴えていた。

生駒は映画のプロモーションで、共演の川添野愛とともに、東京・よみうりランドのお化け屋敷に入ったという。「こんなにスタッフさんやキャストを恨んだことない。(乃木坂46)デビューの時に、怖すぎてリタイアするくらいお化け屋敷苦手なんですけど。『忌怪島』のために、2人で頑張って入ってきました」とアピールした。川添も「「最悪でした。めちゃくちゃ怖かった。絶対にみんな入ってください!」とキャストに呼びかけていた。

閉ざされた南の島を舞台に、西畑演じる天才脳科学者の片岡友彦が、仮想空間(VR)の研究チームに次々と降り掛かる不可解な死と謎を解き明かそうと奔走し、待ち受ける“最強の恐怖”を描くホラー作品だ。奄美大島での撮影を振り返り、「和気あいあいとやっていました。なにわ男子の『初心LOVE』を踊ったり…」と明かすと、進行のなだぎ武から「今やってみて」とムチャ振りされ、壇上でダンスを披露する一幕も。拍手を浴び、照れ笑いしていた。