ジャズ雑誌「JAZZ JAPAN(ジャズジャパン)」は、代表取締役社長で編集長の三森隆文氏が1日に死去したことを12日、公式サイトなどで伝えた。それに伴い、24日の156号発売を延期することも発表した。

公式では「去る7月1日に弊社代表取締役兼編集長の三森隆文が永眠いたしました。三森の急逝による諸般の事情により次号の準備に遅れが生じる事態となり,7月24日に発売を予定しておりました本誌Vol.156の発売を一旦延期せざるを得ない状況になりました」と報告。「本誌の発売を楽しみにされていたみなさまに対し、ここに深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」とした。発売日はあらためて発表されることも、同誌編集部名義で記された。

三森氏は、60年以上の歴史を誇ったジャズ雑誌「スイングジャーナル」出身。2010年に同誌が休刊したことに伴い、最後の編集長だった三森氏やスタッフが「JAZZ JAPAN」を立ち上げた。日本でも有数のジャズに精通した人物として、ラジオなどのメディアにもたびたび出演してきた。