Sexy Zone菊池風磨(28)主演のカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11時)の第2話が18日に放送され、平均世帯視聴率が3・0%(関東地区速報値)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話は2・9%だった。

平均個人視聴率は1・7%で、第1話は1・5%だった。

同局系初主演の菊池はモテまくるドSの設計事務所社長の夏目匠を演じる。社長として自ら立ち上げた「夏目設計」を経営する一方で、1級建築士としてさまざまな有名建築物を手がけている敏腕な男だ。容姿端麗、クールな性格で自分の欲望に忠実、料理の腕もプロ級で、都内のタワーマンションに1人で住んでいる。ヒロイン千堂八重を演じる元欅坂46長濱ねる(24)との共演は初となる。

長濱は今回が連続ドラマのヒロイン初挑戦。八重は匠の幼なじみでカフェ店員として働き、都内で友人とルームシェアをしている平凡な派遣女子。ある日、働いているカフェを辞めることになり、ルームシェアしていた友人が突然結婚して家賃が払えなくなり、さらに付き合っていた彼氏とも別れるというどん底に陥る。

原作は時名きうい氏による同名少女漫画でシリーズ累計450万部突破。

今作が放送されている火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付け、今年4月から新設された。

▼第2話あらすじ

匠が提案した“ウソ婚”を八重が受け入れたことで、夫婦を演じることになった2人。態度にこそ出さなかったものの、子供の頃から八重に恋心を抱き、20年にわたり初恋をこじらせていた匠は、朝、一緒に暮らし始めた八重の気配を家の中に感じ、幸せをかみしめていた。一方で、八重との関係を語るうえで欠かせない、もう一人の幼なじみ・吉田健斗(黒羽麻璃央)のことを思い出していた。

ドSな匠とは反対に、健斗はまるで少女漫画から飛び出してきた王子様のようなキャラクター。2人は、お人よしで損ばかりする八重を子供の頃からいちばん近くで見守ってきた。しかし同時に、健斗は匠にとって唯一勝てない相手でもあり、成長した匠は、八重を幸せにするのは健斗しかいないと身を引き、来るもの拒まずの恋愛をしていた。ところが高校3年のある日、健斗は「八重をよろしく」と言い残してシンガポールへ引っ越してしまった。

以来、健斗より優秀な男になって八重を迎えに行こうと猛勉強と努力を重ね、1年前、匠はついに建築家として独り立ちした。揺るぎない自信を胸に、20年間、積もり積もった思いを伝えるべく最愛の幼なじみのもとへ急ぐが、そのときすでに、八重の隣には恋人と思わしき男の姿があった。