Sexy Zone菊池風磨(28)主演のカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11時)の第4話が1日に放送され、平均世帯視聴率が2・3%(関東地区速報値)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から2・9%、3・0%、3・2%だった。平均個人視聴率は1・2%で、第1話から1・5%、1・7%、1・7%だった。

同局系初主演の菊池はモテまくるドSの設計事務所社長の夏目匠を演じる。社長として自ら立ち上げた「夏目設計」を経営する一方で、1級建築士としてさまざまな有名建築物を手がけている敏腕な男だ。容姿端麗、クールな性格で自分の欲望に忠実、料理の腕もプロ級で、都内のタワーマンションに1人で住んでいる。ヒロイン千堂八重を演じる元欅坂46長濱ねる(24)との共演は初となる。

長濱は今回が連続ドラマのヒロイン初挑戦。八重は匠の幼なじみでカフェ店員として働き、都内で友人とルームシェアをしている平凡な派遣女子。ある日、働いているカフェを辞めることになり、ルームシェアしていた友人が突然結婚して家賃が払えなくなり、さらに付き合っていた彼氏とも別れるというどん底に陥る。

原作は時名きうい氏による同名少女漫画でシリーズ累計450万部突破。今作が放送されている火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付け、今年4月から新設された。

▼第4話あらすじ

匠と八重の結婚が偽装ではないかと怪しんだ進藤(渡辺翔太)が、結婚祝いと称して、マンションに遊びにくることに。設定では1年前に結婚したことになっている2人だが、実際に八重が匠と暮らし始めたのはつい最近。当然、部屋に八重が暮らしていた形跡はなく、夫婦2人による生活感もまったくない。勘が鋭く、かつてレミ(トリンドル玲奈)と何度も部屋に来たことがある進藤なら、ウソに気付くのでは。警戒した匠は、八重が以前から住んでいたように見せかけるため、部屋に八重の私物を置くことにする。しかし案の定、ハイセンスな匠の部屋との相性は最悪だった。

その翌日、2人の愛の巣へ向かう進藤は、匠と出会った頃のことを思い出していた。輝かしい経歴と類いまれな才能を持ち、選ばれし者だけが身を置く華やかな世界で、周囲の派手な人間たちとはどこか違う雰囲気を醸し出す匠に、進藤は不思議とひかれた。いつしか匠の一番近くにいる存在になりたいと思うようになり、その願い通り、2人は仕事を通して唯一無二のパートナーになる。ところがある晩、匠に呼び出された進藤が意気揚々と待ち合わせ場所へ向かうと、待っていた匠はいつもと明らかに様子が違い、左手薬指にはキラリと光る指輪が。その瞬間、進藤の中で何かが崩れ落ち、1年後、現れた匠の妻・八重を見た進藤は…。