Sexy Zone菊池風磨(28)主演のカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11時)の第5話が8日に放送され、平均世帯視聴率が2・7%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から2・9%、3・0%、3・2%、2・3%だった。平均個人視聴率は1・4%で、第1話から1・5%、1・7%、1・7%、1・2%だった。

同局系初主演の菊池はモテまくるドSの設計事務所社長の夏目匠を演じる。社長として自ら立ち上げた「夏目設計」を経営する一方で、1級建築士としてさまざまな有名建築物を手がけている敏腕な男だ。容姿端麗、クールな性格で自分の欲望に忠実、料理の腕もプロ級で、都内のタワーマンションに1人で住んでいる。ヒロイン千堂八重を演じる長濱ねる(24)との共演は初となる。

長濱は今回が連続ドラマのヒロイン初挑戦。八重は匠の幼なじみでカフェ店員として働き、都内で友人とルームシェアをしている平凡な派遣女子。ある日、働いているカフェを辞めることになり、ルームシェアしていた友人が突然結婚して家賃が払えなくなり、さらに付き合っていた彼氏とも別れるというどん底に陥る。

原作は時名きうい氏による同名少女漫画でシリーズ累計450万部突破。今作が放送されている火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付け、今年4月から新設された。

▼第5話あらすじ

進藤(渡辺翔太)が匠と八重のマンションにやって来た。八重は、進藤に何を聞かれても答えられるよう、自分の趣味や新婚旅行のエピソードなど、匠が作り上げた結婚生活にまつわるうその情報を頭にたたき込むが、それでもいざ進藤を前にすると、動揺を隠せない。八重のフォローに徹するはずだった匠もまた、落ち着かず、いつになくじょう舌になってしまう。そんな状況を察してか、進藤の携帯には、本当なら一緒に夏目家に行きたかったレミ(トリンドル玲奈)から、居ても立ってもいられない様子で電話がかかってくる。

新妻・八重の本性を見定め、匠の結婚が本当かどうか確かめにきたはずが、純粋で飾らない八重と接するうち、進藤は気づけば心を許し、あやうく胸の奥に秘めていた思いまで吐露しそうになる。それでも、匠との関係を壊さないよう何とか普段どおり振る舞おうとする進藤は、2人の結婚の核心ともいえるなれ初めを尋ねる。すると、答えに困る八重に対し、匠が衝撃の発言を…! その言葉は、進藤はもちろん、八重をも驚かせるものだった。

その直後、匠は急なトラブルで呼び出され、部屋には八重と進藤が取り残されてしまう。