モデルで女優の石川翔鈴(20)が、地元北海道で開催中の「インターハイ(高校総体)大会公式アンバサダー」を務めている。このほど日刊スポーツの取材に応じ、地元への思いなどを語った。
思い出が詰まっている北海道での仕事は、石川にとって何よりもうれしいことだ。アンバサダー就任に「地元で開催の大きなイベントに関わらせていただけることが今までなかったので、北海道出身としてすごいうれしいです」と喜んだ。
6歳のころに女優を目指して芸能界入りした。その後、北海道でCMや映画の撮影に参加し、仕事として女優を目指すようになった。中学2年時に決まっていた仕事がなくなり、その悔しさで上京を決意した。家族はもちろん、唯一芸能活動に反対していたという、北海道に暮らす祖母も喜んでくれたという。
「『普通の子になればいいのに』と小さい頃から言われていました。『おばあちゃんの言う普通って何?』って、逆に燃えていたんですけどね(笑い)。でも私の活動する場がSNSが多かったので、祖母からしたら『今、何をやっているんだろう』って思っていたみたいです。今回北海道で、しかもインターハイのアンバサダーということで、祖母が『すごいじゃん』っていう連絡をくれました。地元に帰ってお仕事をするなんて、凱旋(がいせん)みたいな感じですごくうれしいなって思いました」
上京してからも空白期間が長かった。このままでは北海道に帰れない-。しかし徐々に人気に火が付き、昨年発売した初の写真集「KAREN」の撮影で北海道に仕事で帰ってきた。これまで支えてくれた祖母には、恩返しで家のお風呂のリフォームをしたという。
「今回、北海道で会うことができたんですけど『夜ご飯は大丈夫』って言ったのに、『あのおかずの作り置きがあるから食べてほしい』『誰々さんにもらったさくらんぼがあるんだ』とか次々、次々食べ物が出てきて(笑い)。テーブルの上がもう宴会状態で、本当に喜んでくれたんだと思います。お風呂のリフォームが完成してから初めて会ったんですけど、お風呂を見せてくれたり、『お風呂の使い心地がどうで~』とか、『家に泊まりに来たいとこが、きれいって言ってくれたんだー』みたいな、自慢も聞かせてくれて。本当にうれしかったです」
北海道への愛は深い。そこで、インターハイで北海道に来た選手がどこに行けば満喫できるか聞いてみた。
「北海道といえば、やっぱり牛乳とかラーメンとかジンギスカン、海鮮とかいろいろあると思うんですけど、選手の方は自分の番が終わったらやっと肩の力を抜けて、そうなってから多分時間なかったりするかもしれないので、札幌駅の『エスタ』の10階にある『ら~めん共和国』に行ってほしいです。新千歳空港にも近いものがあるんですけど、札幌駅の方が空いています。ラーメン店が10店舗くらい集まっていて、そこに行けば自分の好きなビジュアル、好きな味のラーメンを一発で見つけられます! 大人数で行っても、同じフロアなのですぐに合流できますね」
次の質問に移ろうとしたが、答えが止まらない。
「でも『とうきびワゴン』(とうもろこしを売るワゴン)が、(札幌市の)大通公園で季節限定で出ているので、なかなか公園でとうもろこしを食べる機会もないと思うので、今ちょうど花も咲いててきれいですし、北海道民として誇りのテレビ塔をバックに、写真も撮って欲しいです」
東京での仕事もうれしいが、北海道での仕事はまた違ったうれしさがある。
「仕事で北海道に帰るって報告したときに、むかし通っていた劇団の方が『たまに顔出しに来てね』と連絡をくださったり。地元の友達も『本当頑張ってるね』って連絡をくれたり、やっぱりうれしいんですよね。一緒に上京してきてくれた母が、2年後に北海道に帰ってしまうみたいで…なので、地元の番組に出演できた時には母の家を拠点に行けるので、『宿泊費がいらない女優』というのを売りになんとか…(笑い)。地元にすごくこだわっているとかではないんですけど、やっぱり大好きな北海道を少しでも皆さんに知ってもらえたらうれしいですし、大好きな北海道で、もっといろんな人に私を知ってもらえたらうれしいなと思います」
「北海道○○大使」「札幌○○大使」のような仕事も夢だという。もっと明確な目標もある。
「『○○県代表』として、出る番組がありますよね。例えば(読売テレビ・日本テレビ系)『秘密のケンミンSHOW極』とか、いつかそういう番組に『北海道代表』として出演したいです。今回の『インターハイ公式アンバサダー』を通して、知ってもらえるのもうれしいですけど、もっと老若男女に知ってもらえて、親しんでもらえる人になりたいです!」
「北海道代表・石川翔鈴」が見られる日が楽しみだ。【佐藤勝亮】



