スタジオポノック6年ぶりの新作長編アニメーション映画「屋根裏のラジャー」(百瀬義行監督、12月15日公開)完成報告会見が21日、都内で行われた。

席上で、寺田心(15)安藤サクラ(37)イッセー尾形(71)鈴木梨央(18)仲里依紗(33)山田孝之(39)高畑淳子(68)の、各声優陣が発表された。寺田は中学2年生だった22年7月からアフレコを行ったが、ちょうど声変わりの時期だったと明かし、この日、公開された予告を初めて見て「声が違う。声変わりした。自分の声を聞いて、ぽかーんとしました」と、わが声ながら、1年であまりに変わり、驚いたと明かした。

寺田は劇中で、鈴木演じる少女アマンダの想像から生まれた友達ラジャーを演じた。

製作が遅れてしまい公開が当初、予定していた22年夏から1年以上、遅れた。寺田は21年秋にオーディションに合格した当時を振り返り「オーディションの前に1枚の画とセリフに触れ、世界観に引かれ、他の誰かじゃなく僕自身が絶対、演じたいと思って…決まった時は、うれしくて、男なんだけど泣いちゃうくらい、うれしかった」と語った。

そして、アフレコを振り返り「収録したのは中2の夏、7月からアフレコ。始まる前は声を保っていたけれど、終わりには変わっているかな。(アフレコ)しながら成長しました」と振り返った。西村義明プロデューサー(45)は「すごいうまかった。最初から金髪じゃなかったけど、服装からラジャー出来てくれた。1年間で作るつもりで大丈夫かと思ったら、1年延期。間に合わない思い。ある部分は心さんの芝居に併せてプレスコをした」と、寺田の演技を受け、画を作ったと明かした。

西村プロデューサーの話を受けて、寺田は「声変わり直前で、のどの調子が悪かったので、刺激のあるものを控えたり白湯を飲んだり大きな声を出すのは控えた」と続けた。

百瀬義行監督(70)は「心さんの場合、スタジオに来られた。オーディションで声を聞いていて、スタジオで遠くから声を聞いていてラジャーにしか聞こえなかったくらい、しっくりきていた」と絶賛した。