NHK連続テレビ小説「らんまん」(月~金曜午前8時)の第125話が22日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、震災からおよそ1カ月。万太郎(神木隆之介)は、ムラサキカタバミの植物画を描いていた。こんな時だからこそ、たくましく咲いている植物を見てうれしかった。その気持ちを誰かに渡したいのだと、万太郎は寿恵子(浜辺美波)に話す。寿恵子は百喜(松岡広大)と大喜(木村風太)に広い土地を探してほしいとお願いする。そして、相島(森岡龍)にもある決意を伝える。渋谷の店を相島に買い取ってもらい、万太郎の標本を守るため、練馬の大泉に移ることを決める。

神木隆之介があさイチのプレミアムトークに生出演した。「おはようございます!」と爽やかにあいさつした。博多大吉らは「(目が)覚めた!」と笑った。「らんまん」も残り1週。神木は「最終週になりますけど落ち着くのではなく、どういうふうに人生を歩んでいくかというのがここからまた新たな始まりとしてスタートするので」と語った。

神木のプレミアムトーク出演の反響は大きく、放送前から番組に400通を超えるメッセージが届いていることが鈴木奈穂子アナウンサーから紹介された。

同ドラマは108作目の朝ドラで高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。万太郎(神木隆之介)を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務める。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられる。