お笑いコンビ、ランジャタイの伊藤幸司(37)と国崎和也(36)が、アンバサダーを務める「浦安鉄筋くだらね~展」(東京・池袋パルコ本館7階、23日から)の開催に向け、22日、同所で取材に応じた。

本展は、浜岡賢次先生原作の人気ギャグ漫画シリーズ「浦安鉄筋家族」の連載30周年を記念して開催される。同シリーズの大ファンだという2人は、キャラクターに扮(ふん)して登場。春巻龍のコスプレをした国崎は「ずっと相談するキャラで、高速道路の真ん中で相談したりするんですよ、そういうのがめっちゃ面白いんです」と説明。一番好きなキャラクターだという仁ママの格好をした伊藤は「一番暴れん坊のキャラクターというか、いくとこまでいっちゃう人」と話した。

アンバサダーとして、同作のプレゼンを求められた国崎は「子どもの頃、母親から漫画やゲームは見るなと言われてきた。ぼくはそれでも、浦安鉄筋家族は隠れて見てました。子どもがやっちゃいけないことを漫画の中で全部やってくれてます。大人になってもあの頃の気持ちに戻させてくれるような漫画」と興奮気味に語った。「浜岡先生にもお会いできたんです。握手してくれたり、抱きついてくれたり、先生最後泣いたり、記念撮影までしてくれて」と言い切ると、伊藤が「握手してない、抱きついてもない、泣いてもない。記念撮影はした」と訂正した。

作品の中で心に残る名シーンを聞かれた伊藤は、会場に飾られている原画を指さし「この『チョモランマ』ですかね」と話した。シーンの再現を求められてやりきると、国崎が「これは映画も来るぞ!『VIVANT』(TBS系ドラマ)来る!」と称賛。「『VIVANT』よろしくお願いします。面白かった」としみじみ語った。伊藤が「(国崎が)1、2話だけ見て最終話見たんですよね、それで見た気になってる」と暴露すると、国崎は「はい、意味わかんなかったです」と正直に話した。