窪田正孝(35)が、主演映画「スイート・マイホーム」の公開御礼イベントに登壇した。8月に第一頸椎(けいつい)剥離骨折を明かして以来、初の公の場となった。

今月3日に行われた同作の舞台あいさつでは、劇場の巨大スクリーンからリモートで出演。拍手と歓声に包まれながら、今日のイベントに登場した窪田は「ここに立つまでいろいろあったんですけど、無事に首もくっついて治って」と報告。「みなさまのお顔をこうやって近くで見られるのがすごくうれしいです」と語った。同作の監督を務める

俳優斎藤工(42)も「お帰りなさい。登壇はね、なかなかできなかったんですけど、来られなくてもこの作品にとても寄り添ってくださった」と語りかけた。

同作は、マイホームを建てた家族が恐怖の連鎖に巻き込まれていくホラーミステリー。窪田は映画について「見てくださった通りなんですけど、人間が一番怖いなってすごく思うし、でも美しさも備わっていて。その紙一重を貫いている作品だというお言葉を見たことあるんですけど、自分もそのとおりだと思う」と話した。斎藤との撮影を振りかえり「いつも同じプレーヤーとしてだけど、今回は対岸というかカメラ側で見ていて。そこに不思議な安心感があって、なんかさらけだしたいというか、全裸になってもいいんじゃないかくらいの」と明かすと、斎藤は「全裸っていうのは心の全裸ですよ。時代が時代なんでちゃんと言っとかないと」と突っ込み、会場は笑いに包まれた。