10月10日開始のカンテレ制作フジテレビ系の連続ドラマ「時をかけるな、恋人たち」(火曜午後11時)のポスタービジュアルが23日、2パターン完成し、初解禁された。

主演の吉岡里帆(30)は主人公の・常盤廻(ときわ・めぐ)を、永山瑛太(40)は恋の相手役・井浦翔(いうら・かける)を演じ、今回が初共演となる。タイムパトロール隊のメンバーとして、時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディー。脚本は時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠氏のオリジナルとなる。

制作されたポスタービジュアルはグリーンの“時をかける約束バージョン”と、ピンクの“恋をしようぜバージョン”の2種類。アートディレクターの岡田和朗氏がデザインし、カメラマンのオノツトム氏が撮影。吉岡と永山もアイデアを出して、15種類以上ものポーズを考案。ドラマのセットを使って1時間かけて撮影した288カットの中から厳選した2枚。吉岡と永山をはじめ、アートディレクター、プロデューサー、宣伝担当など、ポスタービジュアル制作に関わる全員の第1希望が見事に一致し、納得のポスターが完成した。

完成したポスタービジュアルをしみじみと見た吉岡は「かわいらしくて、ちょっと不思議で、何が起こるかわからない未知な感じが出ていて。作品のイメージ通りのポスターですね。現場みんなで作戦会議をしながら作ったのでうれしいです!」と笑顔を見せた。

一方の永山は「まず、僕は吉岡里帆さんのファンに謝らなくてはいけないです…ポスターでこんなに触れていていいものなのか?っていうところでの2パターンなのかなと。腰に手を回している方は、どんどんこの世から消えていく恐れがありますね…。吉岡さんのファンから怒られるのが怖いです」と神妙な面持ち。すかさず吉岡が「これは、翔と廻なので…(笑い)。ぜひ、2人の暴走ラブラブぶりを笑って見てもらえたらなと思っているので、ポスターも楽しんでいただけたらうれしいです!」と笑顔でフォローした。

永山も「今までにもあるSFラブコメの王道ラインを行きながらも、見たことのない世界観のドラマ設定が、このポスターから伝わるんじゃないかなと思いますし、『時をかけるな、恋人たち』は、そういった作品になっていると思います。2つのポスターのどちらもメッセージが込められているので、伝わればいいなと思います」とコメントした。

グリーンの“時をかける約束バージョン”と、ピンクの“恋をしようぜバージョン”のどちらが好きかと問われると、吉岡は「迷いますね~。後藤レイコさんっていうスゴイ方が、今回のドラマの美術を担当されていて、セットが素晴らしいんです。タイムパトロール基地の細部が分かるって意味では、グリーンの方がドラマの面白さがより伝わるかなって思いますね。指切りしているのも意味深な感じがして気に入っています!」。永山は「それが、分からないんです(笑い)。最初、ピンクの方がいいかなと思ったけど、ずっと見ているとグリーンの方が良くなってくる。で、グリーンを見てると、やっぱりピンクいいなと。どっちも好きですね」と。そして5分後、「今、僕に、グリーンかピンクかどっちか選べって言われたら…やっぱりピンクが好きかな。でもずっと見てたら、こっちも良くなって…この会話、ずっと終わらないっすね(笑い)」と、どちらもお気に入りの様子だった。

◆吉岡里帆・全コメント

-「トキコイ」ポスタービジュアルが完成

「かわいらしくて、ちょっと不思議で、何が起こるかわからない未知な感じが出ていて。作品のイメージ通りのポスターですね。現場みんなで作戦会議をしながら作ったのでうれしいです!」

-グリーンとピンク、どっちが好きか

「迷いますね~。後藤レイコさんというスゴイ方が今回のドラマの美術を担当されていて、セットが素晴らしいんです。タイムパトロール基地の細部がわかるという意味では、グリーンの方がドラマの面白さがより伝わるかなと思います。指切りしているのも意味深な感じがして気に入っています!」

-選んだ2枚の写真は全会一致で決定

「すごいですよね。チームワークが本当にいい組なんです。みんなが認め合っていて、あうんの呼吸が生まれてるので、今回のポスター選びにもそれが出ていたのかなと思います」

-永山が謝罪!?

「これは、翔と廻なので…(笑い)。ぜひ、2人の暴走ラブラブぶりを笑って見てもらえたらなと思っているので、ポスターも楽しんでいただけたらうれしいです!」

-OAに向けて

「上田誠さんの脚本で、山岸聖太さんが監督で、素晴らしい個性的なキャスト陣で、どこをとっても本当に見たことないなというシーンが連続のドラマです。廻と翔の2人の恋模様ももちろんですが、現代に違法滞在する未来人のエピソードも本当に濃厚です。そして、やっぱりSFなので、時をかけるロジックも本当に面白いです! ぜひお楽しみに!」