7月にデビュー20周年を迎えたスキマスイッチが23日、横浜赤レンガパークで行われた、野外コンサート「Augusta Camp 2023」に参加した。

オフィスオーガスタ所属の杏子、山崎まさよし、岡本定義、あらきゆうこ、元ちとせ、長澤知之、秦基博、さかいゆう、浜端ヨウヘイ、竹原ピストル、松室政哉らが祝福に駆けつけ、さまざまなコラボパフォーマンスを披露した。ステージに登場したアーティストごとに祝福の声をかけられ、常田真太郎(45)は「いろんな方に言われてずっとうるうるしています」としみじみと話した。

前夜祭が行われた22日は大雨が降り、ずぶぬれになったという。この日も時折雨が降る予報だったが、曇天ながらも天気は大崩れせず。ボーカル大橋卓弥(45)は「昨日の前夜祭でこれ以上ぬれるところがないってぐらいぬれたんですね。その時に神様はいないって思ったけど、やっぱりいるね。ありがとう。10周年の時は降ったからね。本当に忘れられない1日になりました」とやり切った。

コンサートは三部制で行われた。第一部のトップバッターで登場したスキマスイッチは「全力少年」を披露。その後は出演アーティストがオリジナル曲とスキマスイッチのカバーをパフォーマンスした。大橋がドラムで参加したりするなど、特別な演出が行われた。

第二部では岡本が18年にスキマスイッチに書き下ろした「雨天決行」や、元に楽曲提供した「蛍星」、常田が長澤と共同プロデュースした「カスミソウ」など、これまでにさまざまな形でコラボしてきた楽曲を披露した。自身初のバースデーソング「アニバースデー」を、出演者全員で歌唱して締めくくった。

第三部は秦、山崎、スキマスイッチの3組によるライブパフォーマンスに。秦とは「Revival」、山崎とは「されど愛しき人生」でコラボパフォーマンスした。スキマスイッチは大トリとしても登場し、オープニングで披露した「全力少年」やデビュー曲「view」の他に、「Ah Yeah!!」「ユリーカ」「藍 ~僕たちの色彩~」などを歌唱して締めくくった。

大橋は「20年という時の流れはしっかり考えれば長いんですけど、音楽をやっていると1つ1つの楽曲の思い出とかツアーの思い出とか、そしてこのオーガスタキャンプの思い出とか、そう数えると一瞬だった気がするんですよね。どれもしっかり鮮明に覚えているから。何より僕らの音を受け取ってくれた、受け取り続けてくれた皆さま、支えてくれた全ての人に心から感謝します。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を並べた。