田中圭(39)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「おっさんずラブ」の最新作が、来年1月期に「おっさんずラブ-リターンズ-」(金曜午後11時15分)として放送されることが24日、分かった。
林遣都(32)吉田鋼太郎(64)が再集結する“初代おっさんずラブ”の続編となる。
田中演じるポンコツサラリーマン春田創一が、乙女心を隠し持つ上司の黒澤(吉田)やエリート後輩の牧(林)から告白され、心動かされていく物語。16年に深夜単発ドラマとして誕生し、18年に連ドラ化した。
男性同士のピュアな恋模様と濃厚な演技が評判を呼び、SNSを中心に人気が爆発した。最終回ではツイッター(現X)の世界トレンドで「#おっさんずラブ」が1位を獲得。同年「新語・流行語大賞」のトップ10に「おっさんずラブ」がノミネートされ、19年には「劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD」として映画化。ドラマの展覧会が全国で行われたほか、香港、台湾、韓国でも配信されるなど放送後もブームは継続し、社会現象化した。19年の「おっさんずラブ-in the sky」は一部キャストを変え、航空業界に舞台を移したパラレルワールドドラマだったが、今作は18年の連ドラの5年後、コロナ禍を乗り越えた春田、牧、黒澤のその後を描く。
田中はテレビ東京系ドラマ「ブラックポストマン」で主演、林はTBS系「VIVANT」での熱演が話題を集めたばかり。吉田も映像、舞台作品に精力的で、出演映画「ゆとりですがなにか インターナショナル」が公開中。それぞれにパワーアップし、また“おっさんずワールド”で大暴れしそうだ。