女優江口のりこ(43)が、10月13日からスタートするフジテレビ系連続ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(金曜午後9時、初回15分拡大)に出演することが26日、分かった。
54年ぶりにドラマ枠として復活した「金曜9時」では、主人公の蔵前勉役はムロツヨシ、ヒロイン・天野杏役は平手友梨奈が演じる。江口は平手と約2年半ぶり3度目の共演となり、2人は初の姉妹役を演じる。
江口が演じるのは、杏の姉で天野法律事務所の所長・天野さくら。杏とは母親違いの異母姉妹でありながら、姉妹共に弁護士の道を歩んだ。捉えどころのない性格で、杏とは全く違う性格で大変折り合いが悪い。さくらに会った杏はどこかおびえているようにも見える。父の死後、さくらが勤めていた法律事務所を辞め、父が開設した天野法律事務所の所長を引き継いだことも姉妹の関係悪化の原因なのか。杏が所属する香澄法律事務所とは、法廷で何かと対立していくが、さくらの思惑とは一体。この姉妹の関係は、物語のラストまで大きく関わっていく。
江口は「第44回日本アカデミー賞」優秀助演女優賞を受賞した映画「事故物件 恐い間取り」(21年)、映画「パラサイト 半地下の家族」(19年)を舞台化した「パラサイト」(23年)など数々の話題作に出演し、今後も出演映画「アンダーカレント」(23年10月予定)の公開を控えるなど、映画、舞台、ドラマなどジャンル問わずオファーの絶えない俳優の1人だ。姉妹を演じる平手との共演は、連続ドラマ「ドラゴン桜 第2シリーズ」(21年4月期/TBS系)以来2年半ぶり。いわば冷戦状態の姉妹を、平手、江口が緊張感のある芝居で演じる姿に注目が集まる。
今作は、芸能事務所の元敏腕マネジャー・蔵前勉(くらまえ・べん/ムロ)が、人気女優・笠原梨乃(かさはら・りの/吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、平手演じる超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(あまの・あん/平手)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマだ。同局系GP帯ドラマで初主演を務めるムロが、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネジャー、そして法律事務所のパラリーガル役を、そして同局系ドラマ初出演の平手が初挑戦となる弁護士役を演じる。
▼江口のりこコメント
-オファーを受けて
「平手さんとは『ドラゴン桜 第2シリーズ』以来3度目の共演で、ムロさんとは、ああ、また一緒か、という共演になります。にぎやかなスタッフキャストの方たちと楽しんで撮影していきたいです」
-視聴者へ
「きっと楽しい作品になると思います。是非ご覧になってください!」