“ナニワの光速ウクレレ少年”の異名を持つウクレレアーティストの近藤利樹(16)が1日、夢を描いた。

都内で世界に向けて挑戦している若い音楽家やアスリートなどを顕彰する「服部真二賞」の授賞式に出席。音楽賞に選出され「ウクレレはまだまだメジャーな楽器ではない。でも僕は、この楽器が大好きで小さい時から1日も弾かなかった日がありません。賞をいただいて『頑張ったね』と褒めていただいたよう。世界中の方々に僕の演奏を届けたいです」とほほえんだ。

授賞式では実際に演奏を披露。3月に野球のWBCで日本代表を優勝に導いた栗山英樹氏(特別賞)らが聞き入った。将来に向けては「ブルーノ・マーズさんと共演できるような、大阪城ホールや東京ドームでライブができるような、世界的なプレーヤーになっていきたいです」と誓った。