女優橋本環奈(24)が主演、カンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(月曜午後10時)の第4話が6日に放送され、平均世帯視聴率が5・1%(関東地区)だったこと7日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から6・3%、5・6%、5・3%だった。平均個人視聴率は3・0%で、第1話から3・6%、3・1%、2・9%だった。

橋本はカンテレ・フジテレビ系初主演。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを断行。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめ・まどか/橋本環奈)だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たちだった。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメント。橋本の他には沢村一樹、松本まりか、JP、前田拳太郎、結城モエ、福井晶一、米本学仁、前野えま、安藤嗣海、徳重聡、鶴見辰吾、佐藤二朗らが出演する。

▼第4話あらすじ

湯川(沢村)が万町署内に設置されていた隠しカメラの存在に気づいた。湯川は、署をあげて経費削減を推し進めているにも関わらず、署内の監視カメラの数が増えていることに違和感を覚え、それに円(橋本)が関与していると考えていた。追い詰められ観念した円は、その理由を湯川班のメンバーに打ち明ける。そんななか、管内で募金強盗事件が発生。唯一の手がかりは被疑者の足跡に付着していた植物片だったが、微量なため科捜研での分析が難しく、専門家による調査が必要に。しかし、捜査に協力してくれる西万町大学の宇佐美教授は、湯川のことを激しく嫌っていた-。一方、相変わらずの運の悪さで、日々身の上に不幸な出来事が降りかかる円は、中西(徳重)から“満面破顔茶”という幸運を呼び込むお茶を譲ってもらう。すると、これから起きる幸せを予兆するかのように、円のまわりで思わぬ出来事が。さらに、調査の費用を少しでも抑えようと、須賀(佐藤)と一緒に宇佐美の元を訪ねると、アンチ湯川の同士でもある宇佐美も“満面破顔茶”を飲んでいると分かり、円は親近感を覚える。その頃刑事課では、これまで恋愛で数々の失敗を繰り返してきた中西が結婚を発表。警察の規則にのっとり、上司の湯川に交際申告書を提出するが、湯川は即座に却下して…