俳優鈴木亮平(40)が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「下剋上球児」(日曜午後9時)第7話が26日、放送され、平均世帯視聴率が8・6%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率5・8%だった。

同ドラマは「最愛」「MIU404」ほかヒット作を生み出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督の日曜劇場での初タッグ作品。さらに2人の作品の脚本を数々手がけてきた、奥寺佐渡子氏がストーリーを紡いでいく。弱小高校野球部を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメントドラマだ。

第7話は2017年、夏。11年ぶりに予選1回戦を突破し念願の“夏に一勝”を手にした越山高校野球部は、続いて迎えた2回戦も強豪・伊賀商業相手に善戦。しかし楡(生田俊平)のミスからペースが崩れ、惜しくも敗北を喫する。勝てた試合を逃したショックから立ち直れず、燃え尽き気味の部員たち、そして反省から熱を出して寝込んでしまう山住(黒木華)。

そんな中「一勝したら戻ってきてほしい」という部員たちとの約束にこたえ、南雲(鈴木亮平)が監督に復帰することに! 美香(井川遥)も東京から戻ってくるなど力強い援軍も得て意気込む南雲は、落ち込む部員たちを奮い立たせて実戦経験を積ませるべく、次々と他校との練習試合を組んでいく。しかしその頃、予選敗退以来部活を休み続けていた楡の身に、ある問題が起こっていた。

さらに犬塚(小日向文世)と丹羽(小泉孝太郎)は、南雲の監督復帰を快く思っていなかった。