俳優玉木宏(43)が、テレビ東京ドラマ8「ジャンヌの裁き」(24年1月12日スタート、金曜午後8時)に主演し、検察審査員役を演じることが27日、分かった。

同局ドラマへの出演は19年の「スパイラル~町工場の奇跡~」以来5年ぶり。

演じるのは、少女漫画家として活躍中のシングルファーザー。ある日、裁判所から検察審査員に任命されたとの通知が届き、国民からランダムに選ばれた11人の審査会メンバーに加わることになる。検察審査員の役割は、検察が不起訴処分とした事件を市民の目から審議すること。圧倒的強者である検察に、弱者である一般人の寄せ集めがジャンヌ・ダルクのように立ち向かっていくエンタメ司法ドラマという。

玉木は「検察審査会を描くドラマは新鮮だと思いました。身近なようで見えないことが多い分、身近に感じられない部分もある、そんなテーマでした。ドラマとして見やすい設定だと感じました」。また「誰かを思う優しさ、誰かを心から思いやることができれば、おのずと強くなれるのかもしれません。自利と利他、そんなことを考えるきっかけになるドラマになれば」と話している。