向井理(41)が主演、上白石萌歌(23)がヒロイン役を務めるフジテレビ系連続ドラマ「パリピ孔明」(水曜午後10時)の最終回が29日に放送され、平均世帯視聴率が4・4%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から6・1%、5・3%、5・5%、4・0%、3・8%、4・5%、3・8%、3・6%、3・7%だった。平均個人視聴率は2・4%で、第1話から3・5%、3・0%、2・9%、2・3%、1・9%、2・5%、2・1%、2・1%だった。

今作は、中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい/向井)が現代の渋谷に若かりし姿で転生。歌手を目指す1人のアマチュアシンガー月見英子(つきみ・えいこ/上白石)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。

▽第10話あらすじ

超大型音楽フェス・サマーソニア前日。前園ケイジ(関口メンディー)の事務所ではケイジのゴーストライターをするイースト・サウスの南房(休日課長)と東山(石崎ひゅーい)が新曲を披露していた。ケイジは2人に新たな仲間としてKABE太人(宮世琉弥)を紹介する。だが南房は、KABEに「ここだけは辞めとけ」と告げる。

一方、月見英子(上白石)はケイジがオーナー小林(森山未來)への逆恨みでBBラウンジをつぶそうとしていることを聞く。諸葛孔明(向井)は「明日のサマーソニアのことだけを考えてください」と英子に伝える。そして迎えたサマーソニア当日。小林は英子を会場まで車で送ろうとするが、通行止めなどのトラブルが発生し、身動きが取れなくなる。そこへ猛スピードでやってきた1台のバイク。乗っていたのはミア西表(菅原小春)だった。英子はミアの後ろに乗り、会場へと向かうが…。

その頃、イースト・サウスの2人は孔明の元を訪ねていた。孔明は2人に「英子と共にサマーソニアのステージに立ってほしい」とメールを送っていたのだ。一方、会場に到着したはずの英子が姿を消してしまい…。英子は無事ステージに立つことができるのか?そして孔明の“天下太平の計”は無事成功するのか-!?