明石家さんま(68)が2日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)に出演し、結婚を電撃発表したドジャース大谷翔平投手(29)の“鉄壁ガード”に感心しきりだった。

さんまは「あれだけの(選手で)ね、オレでもよく撮られるじゃないですか。ちょこちょこ、家にきたり、車の中や、ね。オレでも、とんでもない捜査網なんですからね」。まずは、自身がマスコミに追われる経験をもとに切りだした。

「それがね、大谷クラスやったら、アメリカのメディアも、日本のメディアも、狙ってたのに、今まで相手も分からないって。どうしてたのかな? 信じられへん」

結婚も、相手も、一切におわせることない電撃ぶりに、衝撃を受けたようで「せやけど、結婚までいく間柄やし、親にもあいさつ、行ってるやろしな。名前だけじゃなくて、でかいからな。コソコソできない。どうしてたのか」と不思議でしょうがない様子。

また、会見での大谷の様子にも言及した。

「29歳であの応対の仕方、言葉の選び方、すごいと思う。10代からスターやから、これ『言っちゃいけない』って、分かってる。おれは、とんでもないこと言って、大きく書かれて、世間からたたかれて、怒られる。そのバージョン繰り返してきたからやな」

その対応力にも脱帽な様子で話した。

また、相手の女性にも「奥さん、たいへんやけどね。大谷翔平という重いものを、それに耐える力をつけていってほしい」とエール。自身の体験を引き合いにして、続けた。

「オレでも『一緒に住もうよ』言うて、でも『いや、さんまさんは重すぎる』言われたぐらいやからね。大谷、オレの5倍ぐらい重いやろ。成績が良ければいいけど、下がればいろいろ言われるやろしな。自分のせいやのにな」

こう言って、思いやっていた。