ドジャース大谷翔平投手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)の学歴詐称疑惑が報じられたことを受け、ネット上では「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏に再び注目が集まっている。

水原氏は違法なスポーツ賭博に関与したとして球団から契約を解除されたことで世間を騒がせている中、新たに学歴詐称疑惑も浮上。米メディア「NBCロサンゼルス」は「一部の報道では水原氏がカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業したとされているが、同大学の広報担当者は、水原氏が同校に通っていた記録はないと語った」と報じた。

この報道後、X(旧ツイッター)上では「学歴詐称」がトレンド入り。さらにそこからショーンKを思い出すユーザーも多く、同氏に関する投稿が相次いだ。

ショーンKこと川上氏は「国際的な経営コンサルタント」と周知され、端正なルックスと渋い低音ボイスで人気を博したが、16年3月に経歴詐称問題を報じられ、キャスター就任が発表されていた同年4月スタートのフジテレビ系の報道情報番組「ユアタイム」を放送開始前に降板するなど活動自粛に追い込まれた。

しかし今回の件で過去に出演した番組の映像などが拡散されると、その英語力などに対する驚きの声とともに、好意的なコメントが続出。再びの活躍を期待する声も少なからずあり、シンガー・ソングライターの柴田淳は「ショーンKさん元気かな。もう許してあげても良くないかな?こんなに英語が堪能でここまでの努力は並大抵のことじゃない。出直しって言葉があるくらい。また活躍して欲しいな」と投稿した。

また、元放送作家の長谷川良品氏は「水原氏の件でショーンKさんが回想されX上でコスられまくっている」と、川上氏に熱視線が注がれる状況に触れ、「こういう現象を見ると『ショーンKさん』と『水原氏』の夢の対談を、などと昭和のテレビプロモーター的な下世話で不謹慎な臭覚が復活して困る。そもそもなんだ『夢』って。悪い癖である」と、つい食指が動いてしまう様子を自戒とユーモアを込めてつづった。