女優の蒔田彩珠(21)と窪塚愛流(20)が30日、都内でダブル主演映画「ハピネス」(篠原哲雄監督、5月17日公開)完成披露試写会に出席した。

「ハピネス」は作家・嶽本野ばら氏の同名小説の実写化作品。余命一週間を宣告された高校生の由茉(蒔田)と、彼女との残り少ない時間で幸せな日々を作り上げることに協力する雪夫(窪塚)のラブストーリー。

ストーリーにちなみ、奇跡の出会いについてキャスト陣がトーク。蒔田は「ペットショップで出会った猫。唯一無二二の存在です」と愛猫への愛情を明かした。

窪塚は14歳下の妹の存在を挙げた。「生まれて初めて妹の顔を見たときに、自分がお兄ちゃんということを思わせてもらって。最近は結構面白いことを言うようにもなったんです。自分が挫折しそうになったときに、妹が書いてくれた手紙を財布とかに入れているんですけど見ると元気が出ます」とほほ笑んだ。妹も今作を鑑賞してくれたといい「けさ母親から連絡が来たんですけど、蒔田さんに嫉妬したっぽくて。妹のコメントがめっちゃかわいいんですけど、『アル(窪塚)にふさわしいのは私』と」と、妹とのエピソードに目尻を下げて兄の表情。会場を和やかな空気に包ませていた。