ミュージシャンで音楽プロデューサーのダディ竹千代さんこと加治木剛さんが死去した。加治木さんが代表を務める東京・世田谷区のライブハウス「GEMINI Theater」の公式ホームページで12日、発表された。
公式HPでは「かねてから闘病中であったジェミニシアター(合同会社ふたご座)代表 ダディ竹千代こと加治木剛 儀 5月9日に永眠いたしました」と報告。
「尚 葬儀及び初七日は故人の遺志により5月11日家族葬にて相済ませました。ここに謹んでお知らせ申し上げますとともに、生前賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げます。ご連絡が遅れました事を深くお詫び申し上げます。今後とも故人の遺志を継ぎ『ジェミニシアター』の運営に関し、変わらず家族及び社員一同専心努力いたす所存でございます。何卒変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」とした。
訃報を受け、多くのミュージシャンや関係者、ファンから悲しみの声があがっている。歌手ダイアモンド☆ユカイはブログで「ダディ竹千代『ユカイもう一度シャドウブラウンをやらないか?やってくれるなら俺がメンバーを全部集める!!』あの日の言葉が何度も俺の頭を走馬灯のように繰り返す」としのび、「ダディ竹千代さん 貴方と出会えて本当に良かった。心から有り難う」と感謝をつづった。
劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏はXで「唯一無二の人がまたいなくなってしまった。渋谷センター街屋根裏でのライブに通い、幾度か屋根裏でお話をし、最初期有頂天時代には説教もされた。コロナ禍のある期間、おとぼけCATSを毎晩のように聴いてた」と振り返り、「ご冥福をお祈りします。寂しい」と哀悼した。
ギタリストの葛城哲哉はXで「ダディ竹千代こと加治木剛、初めて会ったのがこの写真の日。オレをデビューさせてくれた」と思い出の写真をアップ。「たくさんぶつかっだけど,たくさん学んだ。人を楽しませることしか考えてなかったダディ。大好きでした。天国で、おとぼけCatsやってね。Rest in peace」と悼んだ。
ダディ竹千代さんは1970年代後半から80年代にかけてコミックバンド「ダディ竹千代&東京おとぼけCATS」のボーカルとして活躍。「加治木剛」名義で作詞・作曲家としても知られた。
3日にFacebookを更新しており、「延長10回 アホだな。俺、寒い。残りの人生あと僅かになった。あと100日のカバでも書くかな。ま、いいか。みんな元気だし、人は、必ず死ぬんだし。賢明に生きます。だが、3年もつかな?」とつづっていたのが最後の投稿となった。



