9日から公開中の短編オムニバス映画「MIRRORLIAR FILMS Season7」の完成披露試写会を取材した。
全5作品から監督や出演者が多数登壇した中、「Victims」を監督した極楽とんぼ加藤浩次(56)は冒頭から「質問したい方はどんどん手を挙げて。あのシーンないんじゃない? とか言っていいんで」と、鑑賞後の観客たちを巻き込んだ。
15分以内のショートフィルムのオファーだったにもかかわらず、加藤がまる1日かけて撮影した映像は当初、30分を超えていたという。すると「SUNA」を監督したNEWS加藤シゲアキ(37)に「脚本書くにあたって、15分っていうのを意識して書かれました?」と話題を振った。
加藤シゲアキは「1ページ1分みたいな基準が基本的にはありまして…。15ページで作らせていただきました」と即答。撮影現場で編集し、最初の時点で15分6秒。数秒カットするだけでよかったというエピソードを引き出した。
今作が初監督だった加藤浩次は「僕は全く意識しないでパソコンで横書きで書いてたんで、ページ数とか分からなくなった」と明かし、今度はプロデューサーの山田孝之(41)に「なんで教えてくれないんですか~」と泣きついた。山田が「すみません、結構常識で」と冷たく? あしらうと笑いが起きた。「1ページが放送尺でいうと1分。大体撮影にかかるのが1時間」と解説も付けてくれた。
オムニバス形式の舞台あいさつは、それぞれの作品ごとに話題が完結しかねない。そこをうまく観客の興味を引きながら、作品を超えたクロストークで「へえ~」と思わせる展開にもっていく。短い時間ながら、充実感を持たせるトーク力にさすがだなと思って見ていた。【鎌田良美】



