演歌歌手の辰巳ゆうと(27)が2日、大阪市内で行われた松竹創業130周年「秋だ!笑いだ!松竹新喜劇9月公演」(9月20~28日、大阪松竹座)の取材会に出席した。
松竹は先月28日、同館での興行を来年5月公演で終了。「建物や設備の老朽化のため」とし、劇場や地下店舗も含めたビルを閉館すると発表した。
大阪・藤井寺市出身の辰巳も「自分も難波に来るたびに松竹座の前を何百回も通るたびに、松竹座があるというだけでワクワクしたので、いち大阪人としてショック」。
松竹新喜劇としては、大阪松竹座で行われる最後の公演となる。そのゲストとして、「愚兄愚弟」「駕籠や捕物帳(かごやとりものちょう)」に出演することになり、カーテンコールでは新喜劇バージョンでの歌唱も予定されている。
「お芝居では何度か出演させていただいていますが、喜劇は初めて。僕も関西人として、歌がうまいと言われるよりおもしろいと言われる方がうれしい」とにっこり。松竹新喜劇は「笑いの原点が詰まっている」といい、「不安しかないですが、初日からたくさんのお客さまに喜んでいただけるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
本業の演歌歌手としては、7月31日をもって、「演歌第7世代」からの「卒業」を発表した。
約1カ月が過ぎ、「僕の中で、仲間、ホームというのが演歌第7世代にあった。離れることになって心にぽかんと穴が開いて、新たに自立しないといけないのかなと感じています。その中で、松竹新喜劇に出演させていただくのも大きな1人でのお仕事。千秋楽まで走りきることで、第7世代の仲間にもいい報告ができるのかなと思うので頑張っていきたい」。
先に第7世代を卒業した新浜レオンは、紅白歌合戦への出場も果たしたが、「新浜ラインに乗っていけたらな、今年は自分がという思いも強いですが、紅白に出たからそれがすべてのゴールでもない。もちろん目標ですが1つの通過点。紅白に重き目標を置いて頑張っていきながら、この9月公演で勉強したことを翌年以降に役立てていけたら」と語った。
応援する阪神は優勝マジック「7」とし、最短で5日の広島戦で2年ぶりの優勝が決まるが、「稽古が終わった瞬間に阪神の速報を見るのが、稽古期間中のルーティンになりそう。ここまで来たら、史上最短で優勝を決めてもらって、一段落という安心を味わいたい」と期待していた。



