ベネチア国際映画祭に出品中の韓国映画「どうしようもない」(パク・チャヌク監督)が2日、来年2月に開催される第98回米国アカデミー授賞式国際長編映画部門(米国以外で製作された作品)の韓国代表出品作に選ばれた。韓国テレビ局JTBCが3日、報じた。
韓国の映画振興委員会は「今年審査に参加した9人の審査委員団は、安定的な映画的完成度と時代的な悩みである解雇テーマ、良い俳優たちの好演、実力のある北米配給会社など評価項目すべてを勘案して『出品作の中で最も競争力がある』と判断した」と、選定理由を説明した。
また「社会的弱者を攻撃する主人公の反社会的な行動が、持ち家に対する欲望によって説得力を持たせるブラックコメディーで完成度が高く、世界が共感する悲劇をユーモアで作ったアイロニーを盛り込んだ。アカデミーが称賛する作品だ」とも評価した。
アカデミー賞授賞式の国際長編映画部門は、米国以外の国で製作された作品を対象にしている。同委員会は、アカデミー授賞式を主管する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)の依頼を受け、毎年同部門に出品する韓国映画1本を推薦している。
同映画は、第82回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門の招待作として、8月29日にワールドプレミアで初公開された。イ・ビョンホンとソン・イェジンの大物俳優2人が主演で、好評を得ている。
JTBCは「すべて成し遂げたと感じるほど、人生が満足だった会社員マンス・ビョンホン)が、突然解雇された後、妻と2人の子供を守るため、苦労して用意した家を守るため、再就職に向けた自分だけの戦争を準備しながら繰り広げられる話を描いた映画だ」と説明した。



