歌手松山千春(69)が7日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。緊急の記者会見を行い、辞任する意向を正式に表明した石破茂首相(68)について言及した。
松山は「考えてみるとさ、参院選の時もそうだったけど、物価高とか給料上げるとかな、地方の時代、東京一極集中を打開していく、いろんな課題があったんだよな。特に石破さんの場合は防災に関して、災害に関して防災省つくるんだとかいって、いろいろやったんですけどね。選挙の結果、そして自民党総裁を誰にするかで。これは自民党の中で決める話だけどな」と切り出した。
そして「賃金を上げる、石破さん、よく口にしてたんだけど。もちろん賃金上がることはいいんだけど。アルバイトとかパートの時給も上げていく。実際、法律的にも上げていこう、時給は1000円以上にしていこう、みたいな形でやってきたんだけど。果たして物価上昇率を上回る給料になってるのか。そこが問題だよな。俺に言わせればよ、賃金を上げれ! 各社、日本の企業はもっと給料を上げなさいって言ってくれるのはいいんだけどさ。給料上げたら、ウチでつくってるもの、物価も上げなきゃやってけないよな? そりゃそうだろ?」と投げかけた。
「普通に状態でただ給料だけ上げたら、そしたら当然物価も上がるよな。そこに何も手を打たなかった。本当に残念。石破さんが言うことはさ、できる企業とできない企業があるんだよ。大企業はできることでしょうねと思うんだけど、中小零細はちょっとできないぞ。そういう政策が多かったような気がするんだよな」と推察した。
続けて「給料とか働き方改革とかは、まず公務員が先になる。国家公務員、地方公務員、この人たちは順調に給料も上がるし、休みも取れるようにしましょう、就業時間、働いてる時間も短くしましょう、けど民間はなかなかそれができないんだ。なんせ、親方日の丸じゃないんだから。そこんとこを十分、考えてもらいたいなぁ。石破さんだけじゃなくてな。誰が総理になってもそうなんだけど」と話した。
「お前たちさ、税金取ってるから、俺たちが汗水垂らして働いた金から税金取っててさ、その税金をこれに使おう、あれに使おうとかな。いろいろやってくれちゃってるけどさ、考えてみたらその恩恵を受ける方っていうのは本当にわずかな方々ばかりでね。一般民間人としてはなかなか恩恵を受けづらい。中小零細はなかなかついていけない、そんな政策ばっかりが続いたんじゃないかと思いますけどね」と持論を述べた。
生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。
石破首相は参院選大敗で退陣圧力を受けても意地で続投してきたが、総裁前倒しの動きが勢いを増し、万策尽きた。石破首相は総裁選前倒しになった場合を想定し、「解散カード」をちらつかせてきたが効果はなく、権力者として毅然(きぜん)とした責任が取れないまま、40日近い「政治空白」を生んだ。
最後は、6日に2時間会談し、二人三脚で来た小泉進次郎農相が促した「自発的辞任」という進言を受け入れた。
自民党は10月上旬にも総裁選を行う。国民が期待した石破政権は、選挙大敗とその後の首相本人の「迷走」という負の要素をもって、約1年で幕を閉じる見通しだ。



