映画「劇場版『JAZZ NOT ONLY JAZZ』」(製作・配給WOWOW)が12日、東京・109シネマズプレミアム新宿ドルビーアトモス限定先行上映初日を迎えた。ドラマーの石若駿(33)と音楽評論家の柳樂光隆氏が、舞台あいさつを行った。

同映画は、昨年6月21日に東京・NHKホールで一夜限りで開催されたライブイベント「JAZZ NOT ONLY JAZZ」をスクリーンよみがえらせた。日本で最も多忙なドラマーと言われる“若き天才”石若が、ギター西田修大、細井徳太郎、ベースのマーティ・ホロベック、サックス松丸契、トランペット山田丈造、ピアノ渡辺翔太と実力派バンド「The Shun Ishiwaka Septet」を結成。ゲストにアイナ・ジ・エンド、上原ひろみ、大橋トリオ、田島貴男(Original Love)、PUNPEE、堀込泰行を迎えて熱いセッションを繰り広げた。

石若は「WOWOWさんから打診を受けた際に、面白い事になりそうだという直感があった。音楽的背景と心の距離も近い『The Shun Ishiwaka Septet』を従えて、レジェンドアーティストとコラボする事に可能性を見いだしたいとも思いました。一筋縄ではいかないというか、みんなでやることで名曲たちが一味違ったものになりました。ジャズをバックグラウンドに持つ人たちは演奏中に思いついたことを瞬間的に生かすので、演奏中に沢山の選択肢が出て来る。それを選んでその場で披露していく様がやっていて面白かった。一緒にやってみたかった人たちであり、今回の企画がなかったら一緒にやることがなかったかもしれない人たち。貴重なコンサートが映画になりました。みんなが演奏している表情や、その場で起きた臨場感が細かくしっかりと捉えられています。映像も音も素晴らしくて、僕のドラムセットが上から見られるのもレアだと思います」。

柳樂氏は「この企画を聞いたときの率直な感想は『出ずっぱりな石若は大変そうだなあ』と。ずっと演奏し続けるということは、リハーサルから全部やるという事だから(笑い)。それぞれのボーカリストを引き立てるアレンジと演奏になっていた」と話した。

19日から全国公開される。

18日には第2弾「JAZZ NOT ONLY JAZZ 2」が東京国際フォーラムで開催される。