俳優井上芳雄が18日、都内で、望海風斗、明日海りおがダブルキャストで主演するミュージカル「エリザベート」(10月10日~11月29日、東京・東急シアターオーブほか)の製作会見に出席した。

井上は00年東宝版初演で、ルドルフ役でデビューし、15年以降は黄泉(よみ)の帝王トートを演じている。東宝版「エリザベート」25年目の記念の公演でもあり「25年前に出てて、今も出てるのは僕だけなので恐ろしいんですけど、新しい気持ちで作っているところです」と話した。

再演を重ねてきた作品だけに、型のようなものがあるという。井上は「ずっとつながってきた型もあるし、でも、リアルな気持ちとして動きたいところもある。どっちかだけだと(演出の)小池(修一郎)先生が作られた『エリザベート』にはまりきれない気もする。毎回バランスを探りながら、始まってからも探るのだろうなと思いながら稽古しています」とした。

小池さんは、初演の前に、都内にあるオーストリア大使館で行われた会見に、井上が間違ってオーストラリア大使館に行ってしまったことを明かした。井上は「覚えてていただいてました? 幸運なことにオーストリア大使館とオーストラリア大使館、近くだったんです」と苦笑いし、遅刻を免れたこと振り返った。

トートをトリプルキャストで演じる古川雄大、山崎育三郎、東宝の池田篤郎演劇本部長も出席した。

札幌、大阪、博多公演も行われる。井上は東京公演のみ出演。