オダギリジョー(49)が自ら脚本・演出・編集を務めたNHKドラマを映画化した監督作「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」初日舞台あいさつが26日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた。オダギリは壇上で、17年「サバイバルファミリー」(矢口史靖監督)以来8年ぶりに実写映画に出演した深津絵里(52)が、劇中で歌唱したことを初めて明かし、絶賛した。その上で、撮影現場で深津をゴディバ、盟友の麻生久美子(47)を10円チョコと評したと明かし、麻生から「ひどいですよね」とボヤかれた。
「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は、NHKで21、22年と2シーズン、放送された。主演の池松壮亮(35)演じる狭間県警鑑識課警察犬係のハンドラー青葉一平だけに、なぜか相棒の警察犬・オリバーが酒とたばこと女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう設定と、着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリ自身が演じることが話題を呼んだ。
撮影は今年3~6月にかけて行われ、深津は、一平や鑑識課メンバーの前に現れる隣の如月県のカリスマハンドラー羽衣弥生を演じ、作品のラストで「色彩のブルース」を歌唱した。オダギリは「素晴らしいじゃないですか! 最後のシーン…オーラスの深津さんの涙を溜めて歌っている感じも、現場のスタッフも涙をこらえ、感動しながら撮影していたんですよ。本物の芸術を目の前で見せていただく感じ…すごい」と絶賛。その上で「麻生さんには感じられない」と、一平の上司で、スキあらば前髪を切っている鑑識課警察犬係の漆原冴子を演じた麻生久美子(47)を軽くディスった。
盟友関係にある、オダギリのツッコミに、麻生は「ちょっと、すぐ私の名前、出すんだから…やめてください」と苦笑いした。すると、オダギリは、撮影現場で「深津さんはゴディバだと。麻生さんは10円チョコだと、分かりやすい比喩ですか?」と、深津を高級チョコ、麻生を安いチョコにたとえたと明かした。これには、麻生も「ひどいですよね…」とボヤキつつも「安いチョコも食べたくなるじゃないと…私も安いチョコ好き。だから傷ついてない」と笑った。オダギリも「安チョコ、良いよね」と笑みを返した。
麻生は「美しくて…共演させていただいて、ありがとう」と、深津と共演できたことへの感謝をオダギリに伝えに行ったと振り返りつつ「言いに言ったら、ああいう話」と、その場で安いチョコに例えられたと笑った。
その流れで「歌舞伎のマネをした時、顔に手が当たった。申し訳ない気持ちで」と、共演シーンで深津の顔に自分の手が当たったと振り返った。すると、池松が「深津さんは、自分からいっていました。麻生さんは悪くない」と、すかさずフォローした。
◆「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」 ある日、一平や鑑識課メンバーの前に隣の如月県のカリスマハンドラー羽衣弥生(、深津絵里)がやってきて、スーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)が行方不明になったため、一平とオリバーに捜査協力を求めてくる。「コニシさんが海に消えていくのを見た」という目撃情報を基に、コニシさんのリヤカーが残されていた海辺のホテルに一平(池松壮亮)とオリバー(オダギリジョー)羽衣が向かう。



