俳優水上恒司(26)が28日、都内のテレビ東京本社で、主演する同局ドラマプレミア23「シナントロープ」(10月6日スタート、月曜午後11時6分)の会見に臨んだ。
緻密な伏線や会話劇で社会現象となったアニメ「オッドタクシー」の脚本で知られる、此元和津也氏が原作・脚本を務めた青春群像ミステリー。現代の若者たちを投影したリアルな人間模様を、不穏な世界観の中で美しくエモーショナルに描く。
水上はバーガーショップ、シナントロープで働くさえない大学生・都成剣之介を演じる。「自信を持っておもしろいなと思える作品に携われて幸せな気持ちです」とあいさつ。「いわゆる青春作品ってたくさんあるじゃないですか。壁ドンとか。僕ら、そういう世代じゃなくなってきたのかなって。いま世の中にある群像劇とはまた違う、新しくカテゴライズできるような群像劇になっているなと思いますね」と紹介した。
バーガーショップが舞台とあって、撮影前には「ちゃんとハンバーガーの調理の練習をしましたね」。それぞれがつくったフライドポテトを食べ、同年代の出演者たちで青春を感じながら撮影したという。
都成がひそかに思いを寄せるヒロインの水町ことみ役は山田杏奈(24)が務める。山田は自身の役を「気が強くて自分より大きな相手にも立ち向かうムードメーカー」と話し、「夏の撮影だったのでシナントロープのバックヤードがすごく暑くて。大きい業務用冷凍庫にみんなで入った」と裏話を明かした。
サプライズで、原作・脚本の此元氏からの手紙が代読された。俳優1人1人の魅力をつづった内容に、水上は「すごく脚本のパワーを感じて『あとは俳優部、お前ら次第だぞ』って言われているような脚本。もうすぐクランクアップを迎えますけど、どんな作品になるのかより楽しみになりましたね」と感謝した。
明るいお調子者“キバタン”こと木場幹太役の坂東龍汰(28)、地味で真面目なお嬢さま・里見奈々役の影山優佳(24)、心優しい漫画家志望の田丸哲也役の望月歩(25)、エキセントリックなメンヘラガール・室田環那役の鳴海唯(27)、静かで不気味な新人バイト・志沢匠役の萩原護(22)、夢を追うバンドマン・塚田竜馬役の高橋侃(なお=29)も登壇した。



