満を持しての日本デビューを4日に果たした女性グローバルアーティストKISS OF LIFEが12月、日本ツアーを開催する。その最終公演となる同16日、東京ガーデンシアターでの東京公演を、GAORAが生中継することが6日、分かった。メンバー4人がこのほど、日刊スポーツなどの取材に応じ、グループのこと、ツアーへの意気込みなどを語った。

同グループはリーダーのジュリー(25)、ナッティ(23)、ベル(21)、ハヌル(20)の多国籍4人組。23年7月に「KISS OF LILE」で韓国デビュー。グループ名には「新鮮な音楽で新しい息を吹き込んで、人生に胸を躍らせる」というメッセージが込められている。

ベルはグループを「本物のアーティスト」と称した。ハッタリではない。24年10月から韓国を皮切りに北米、欧州、アジアを回るワールドツアーを行った経験がある。「いろんな国を周りながら、たくさんのファンの前でパフォーマンスを披露してきたので、その実力はアップしている。強いアーティストになれたと思います」と力強く語った。

リーダーのジュリーは「全てが備わったグループだと思います」と自信をうかがわせた。「メンバーの実力が飛び抜けていて、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)して高めあっている怖いグループです!」と胸を張った。その上で、最年少のハヌルは「海外で学んだことを生かして、日本のKISSY(キッシー=ファンの呼称)に披露したい」と意気込んだ。

初となる日本ツアー。ナッティは「日本のKISSYがすごくKISS OF LIFEのコンサートを見たいという声があったので、準備を頑張っています」と声を弾ませた。「KISSYの皆さんが待っていた分、一緒に楽しくコンサートできればと思う」と目を輝かせた。

どんなコンサートとなるのか。ジュリーは「今までのKISS OF LIFEのコンサートの中でも、一番楽しいコンサートにしたい。日本のKISSYのために、好きそうな特別なことも準備しています」とアピール。ナッティも「日本のKISSYのためだけに準備した特別なステージを用意しています」。ベルは「よりきれいになったビジュアルを楽しんでいただけると思います」とし、ハヌルは「今まで、どこでも見られなかったような舞台になると思います」と全員が“特別”を強調した。

4日が日本デビューだが、すでに日本でのライブも経験済み。日本のKISSYの印象を、ハヌルは「かわいくて、考えただけで幸せになる」。ベルは「優しいし、マナーもいい」。ジュリーは「すごく優しいので、来るたびに心があたたかくなります」とした。そんな中、ナッティは「ちょっとギャップを感じた」という。「サイン会でお会いしたときは恥ずかしがっていて静かな印象だったけど、ライブでは叫んだり、幸せそうに見てくれたのが印象的でした」と感想を語った。

日本デビューミニアルバム「TOKYO MISSION START」にはリード曲「Lucky」など全6曲を収録。日本語でのレコーディングも行っている。ベルは「日本語はあまりできない」とした。それでも、ディレクターから「直すところが1つもないと褒めてもらいました。なので、30分くらいで終わりました」とした。ただ、ハヌルは「『Lucky』はベルの言うように、わりとすぐにできたけど、他の曲は苦戦しました」と苦笑いで明かした。

日本で新たなる1歩を踏み出した。ベルは当面の目標に「KISS OF LIFEの音楽を全国に広める」を掲げた。そして将来的には、「KISS OF LIFEという名前を聞いた時、すぐに“かっこいい”というイメージがつくようになりたい」とした。

「本物のアーティスト」の実力を、日本でも発揮する。【川田和博】