タレント勝俣州和(60)が8日放送のテレビ大阪「大阪おっさんぽ」(土曜午後6時58分=関西ローカル)に出演。師と仰ぐ萩本欽一(84)の“教え”について明かした。
芸能界入りして38年になるという勝俣。もともと芸能界は目指しておらず、「劇男一世風靡がストリートで踊ってて、そこに入って」。路上男性パフォーマー集団で活動しつつも「自分の田舎に戻っておやじの衣料販売を継ぐか、自分で企業を立ち上げるかっていう事を考えていたんで」と振り返った。
しかし、グループから萩本のオーディションを受けるよう言われ、合格したことから欽ちゃんファミリー入りした。
勝俣は、当時人気だったバラエティー番組「欽きらリン530!!」(日本テレビ系)のレギュラーとなり、同番組で結成したアイドルグループ「CHA-CHA」のメンバーとしてデビューした。
ただ、「欽ちゃんといた4年間は、ゴールデン1時間の番組を作るのに、12時間稽古なんですよ、毎日。昼の12時に集合して、だいたい12時で終わればいいぐらいで、2時3時までかかって、それを毎日稽古。で、1週間に1本の番組をやる。それが2年続いて…」とかなり過酷だった。
稽古の内容は、萩本の設定によるアドリブのコントで、「どんどん参加させて、つまんないと帰らされて、また新しい人が来て、みたいな。残っていった人が番組に出られる。しんどい」と厳しかった。
それでも、勝俣自身は「俺、別にお笑いもやったことないし、お芝居もやったことないから、欽ちゃんがいるってだけでめっちゃうれしくて。毎日行ったら、欽ちゃんがいて、欽ちゃんの稽古を見られるから」と苦にならなかった様子。
「『出ろ』って言われたら出て、何にもできないから『シャー!』とか言って。そこで『シャー』ができた。欽ちゃんは『面白くもなんともないけど、あいつ勇気あるよな』って」と萩本にも気に入られたという。
ただ、デビューして1年ほどたったころ、テレビ番組やファンの前で話をしても、あまりウケなくなった。そこで「欽ちゃんと2人でいる時に、『俺、もっとおもしろくなりたいんですけど、おもしろくなるためにはどうすればいいんですか?』って」と質問。
萩本は「おもしろくなんか、ならなくていいんだよ。優しくなれ」とアドバイス。「冷たいヤツがやる笑いは、誰かを傷つけている。優しいヤツがやる笑いっていうのは、みんなを温かくするから。お前に今、足りないことがあるとしたら、もっと優しさを磨け」と説いたという。
ここで、「メッセンジャー」黒田有(55)が「でも、僕が(自身がレギュラーを務めるカンテレの番組)『ちゃちゃ入れマンデー』をやっている時、(ゲスト出演した)勝俣さんが俺に投げてくるパスは、悪魔のようなパスですよ。『どんだけ言うねん』みたいな。絶対放送できへんこと言いますやん」とツッコミ。勝俣も大笑いしていた。



