元TBSアナウンサーで、同局の人気音楽番組「ザ・ベストテン」司会や、テレビ朝日系「ニュースステーション」のキャスターとして知られる、久米宏(くめ・ひろし)さんが1日、肺がんのため亡くなった。81歳だった。所属事務所「株式会社 オフィス・トゥー・ワン」が13日、公式サイトを更新し、発表した。
「ニュースステーション」に出演経験のある俳優京本政樹(66)が、日刊スポーツの取材に応えて、久米さんを追悼した。
「『ニュースステーション』は月曜から金曜の放送だったんですけど、金曜だけスタートが午後11時と1時間遅かったんです。金曜の午後10時台にはテレ朝系列の朝日放送が(松竹と共同)制作の人気時代劇ドラマ『必殺仕事人V』があったんです。
それで金曜の『ニュースステーション』はタレントをゲストに招いて、ソファのセットに座ってトーク形式のコーナーがあったんです。僕は『必殺-』にレギュラー出演していたこともあって、ゲストに呼んでもらいました。
久米さんが休みの時に2回くらい、その(久米さんの)代理を務めさせてもらったことがあります。その後は、顔を合わせる度に『あの時は、ありがとうね』と、ものすごく丁寧なんです。いつも明るくて、ハキハキとものを言う方でしたが、本当によくしていただきました。おおらかで優しかった。
テレビ朝日の赤坂アークスタジオができて鳴り物入りで番組が始まって、久米さんが“ニュースの神様”みたいになって行く直前にご一緒させていただいた。
バラエティーで見せた陽の部分と『ニュースステーション』での鋭い部分を併せ持っていましたが、普段はいつも陽気でした。訃報は驚きました。今の時代じゃ81歳は若すぎる。ご冥福をお祈りします」



