演歌歌手神野美伽(60)が20日、東京・丸の内のCOTTON CLUBで、ジャズバンドライブを行った。

「今日は(アルバム)『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE』を一緒にレコーディングしたメンバーがほぼそろったライブです。最高の音楽を届けられると思います。ジャズ、スタンダード、ラテン、日本の歌。私がうたいたいと思う歌を好きなだけ歌えるので本当に楽しみです」とあいさつ。幕開けは軽快なスウィングが響く「Lover Come Back To Me」で、会場は一気にニューヨークのジャズクラブへと変貌した。

中盤のラテンセクションでは「Besame mucho」では情熱的な愛を奏で、「El Cumbanchero」では地響きのようなリズムを圧倒的な声量で観客を熱狂させた。「愛の讃歌」ではシャンソンのドラマチックな世界観を表現した。

続く日本の名曲「君恋し」「かもめの街」や「さのさ」では伝統芸能の粋を見せつけ、美空ひばりの魂を継承する「リンゴ追分」を歌唱するとそこから一気にギアも上がり、「ラッパと娘」で会場全体が盛り上がった。「これからは、自由にやりたいことを最優先にしてやっていこうと思います」。アンコールでは「ヘイヘイブギー」を披露して会場全体が笑顔で拍手に包まれた。

音楽の楽しさ、生きるエネルギーを全身で放ったステージだった。