フリーアナウンサー宮根誠司(62)が12日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演し、9月末での番組終了を報告した。生放送内で異例の長尺となる4分のあいさつで、視聴者やスタッフに感謝を伝えた。
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番組のラストで宮根は「重大発表、と言ってもたいしたことではございませんが…」と切り出した。番組が3月で放送5000回、7月で20周年を迎えると述べた上で「実はこの9月末をもって、私、ミヤネ屋を卒業させていただくことになりました。皆さんには感謝しかございません。幸せ者です」と番組終了を穏やかな口調で伝えた。
過去何度か卒業を考えたが、慰留されていたという。今回も局関係者やスポンサーから慰留されたと感謝しつつ、62歳の固い決意を打ち明けた。「まだ元気なうちに、もう1度局アナの1年目のような気持ちに戻って、がむしゃらに仕事に取り組む、自分を見直すという期間は、これが最後になるんじゃないかなと思って、お話をさせていただきました」と説明した。
同番組をめぐっては先月、ニュースサイト「女性セブンプラス」が「『ミヤネ屋』終了へ!宮根誠司が決断」などと報じていた。日刊スポーツの取材に対しても、関係者が「事実」と認めていた。ただ、報道以降も番組内で終了については触れられていなかった。
同番組は読売テレビ制作の関西ローカル放送で06年7月31日からスタート。08年3月31日から全国ネット放送を開始した。宮根の軽妙な番組仕切りやゲストとのトークで高視聴率を獲得、維持。お茶の間から愛され、午後の情報番組をリードする存在となった。
宮根は生放送内でスタッフやコメンテーターにも感謝し、「ただ、9月末までありますんで。まだ半年頑張っていきたいと思いますんで、『ミヤネ屋』よろしくお願いします」と呼びかけた。さらに「ひょっとしたら、辞めたのを辞めた、って言う可能性もありますので。その時はまたご報告させていただきます」とジョークを飛ばし、笑いを誘いつつあいさつを締めた。
○…「ミヤネ屋」を制作する読売テレビの松田陽三社長(67)はこの日、同局で社長会見を開き、「今年7月で20年。情報番組、報道番組の帯の毎日で20年というのは簡単ではない。前人未到といえる偉業」と宮根に敬意を払った。「頭が下がる思い。偉大な金字塔を打ち立てた宮根さんに感謝するとともに、尊敬しております」と伝えた。宮根の名前を冠していることから、後継番組は「新しい番組にならざるを得ない」といい「個人的にはまた情報番組を」と考えを示した。
◆情報ライブ ミヤネ屋 04年3月末で大阪・朝日放送(ABCテレビ)を退社しフリーに転身した宮根を総合司会に据え、読売テレビで06年7月31日からスタート。08年3月31日から全国ネット放送となった。歴代MC担当アナは、森若佐紀子アナウンサー(07年4月1日~11年4月1日)川田裕美アナ(11年4月4日~15年2月27日)林マオアナ(15年3月2日~20年7月31日)澤口実歩アナ(20年8月3日~25年3月28日)が務め、昨年3月31日からは西尾桃アナ。



