世紀のコラボレーションがついに実現する。音楽プロデューサーの小室哲哉(67)、タレントの所ジョージ(71)、とんねるず木梨憲武(63)、演歌歌手の田中あいみ(25)がこのほど日刊スポーツの取材に応じ、出演する大分県で開催の音楽フェス「ジゴロック2026 Suppоrted by ニカソー」(4月25、26日、大分スポーツ公園)への思いや今後の展望について語った。
4人は2月28日放送のTBSラジオの木梨の冠番組「土曜朝6時 木梨の会。」(土曜午前6時)に出演。所、木梨、田中は番組きっかけで結成したユニットとして楽曲もリリースしており、プロデュースを木梨、楽曲の作詞・作曲を所が担うなどしている。今回は番組にたびたびゲスト出演している所らと生放送でトークしていたところに小室がサプライズ登場して加わった。
小室は所と番組などでは初共演といい「今まで1度もなかったんです」と対面を喜んだ。「ジゴロック」には24年の初回から毎年出ており、自身のコーナーも持ってパフォーマンスしてきた。「所さんたちも音楽をやっていらっしゃるとチラッと聞いて。であればぜひということでオファーさせていただきました」と語り「去年は中森明菜さんが出てくださって盛り上がりました。その勢いの継続をみなさんに助けてもらいたい」と期待を込めた。
所は「(木梨の)番組に5年前くらいから出るようになって、いろんな知り合いができて。(音楽が)面白くなっちゃって。今は相当力が入っています」と気合十分。当初は「録音して自分の車で聴くために曲を作っていた」といい、恋愛ソングなどは苦手だったという。しかし、木梨から「もっとクサい(歌詞の)ものを。そっちがほしい」とリクエストされるようになり「他人の歌だったらいいよ」とユニットの曲などに落とし込むようになった。
2022年にレコード大賞最優秀新人賞を受賞するなど若手の実力派として注目される田中も「所さんはロマンチックな詞を書かれます」と語る。今年2月に川崎市内で行ったユニットの無料ライブには満員の約500人が駆けつけるなど話題に。木梨と所は2024年に同様の形で新浜レオンと出した楽曲「全てあげよう」がヒットしてNHK紅白歌合戦出場も果たした経験もあり、木梨は「今年も狙いたい」と見据えた。
所は「俺らはどこに行こうとしているんだよ。多方面過ぎて全然集中していない」と突っ込むも、木梨は「今回の出会いで所さんや小室さんが関わった曲ができる展開が見えるので楽しみです。小室さんに音源を渡して『これ、いじって』とかやりたい」とノリノリ。日本テレビ系「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」やNHK「所さん!事件ですよ」など多くのレギュラーを抱える所は「小室さんと縁ができるとは思わなかった。これは大変な出来事ですよ」としつつ「小室さんはテレビに出るのが好きじゃないと思っていた」と言うも、小室は「好きでもないけど嫌いでもない」と返答。所は「いいこと聞いたね」と笑い、木梨も「大分で小室さんが行くダーツの旅をついでに撮っちゃえばいいじゃん!」と早速提案して沸かせた。
所は「うちらもフェスに入るから、こっちの番組にも来ていただくと。でも、街の人とふれあったり、小室さんそういうの嫌でしょ?」と問いかけたが、小室は「そんなことないです」と前向きに回答。所は「楽しくなりそうですね。(自分のレギュラーに)『所さんの目がテン!』とか『ポツンと一軒家』とかいろいろありますよ」と声を弾ませた。
木梨らは4月25日に出演予定で、同日はEXILEのTAKAHIROや倖田來未、加藤ミリヤ、梅田サイファー、地元出身のSIX LOUNGE、美麗-Bi-ray-らが出演予定。続く26日にはHKT48、川崎鷹也、DA PUMP、打首獄門同好会、n.SSign、人間椅子らも登場する。
小室は両日共に出演予定で、自身がプロデュースするユニット、OVAL SISTEMやアイドルグループ、365°もステージに立つ。木梨らとはTM NETWORKの「Get Wild」を最後に全員でパフォーマンスする計画もあり、小室はその他にも「1曲お邪魔できたら」と予告した。
小室は3人へ向け「屋外なので、夕日と共に終わってくれたら」とやや緩めの制約でオファー。所は「あの男(木梨)に任せたら終わらないよ。全部ぐちゃぐちゃにするの。今までのイベント、全部曲順ちゃんとやったことないんだから」と不安がった。木梨にアドリブステージの可能性を聞くと「何でスポーツ紙の記者ってあおるの?そう書きたいの!?」と指摘されつつ「マニュアルは置いておいて、現場のノリを見ながら何かできることをね。よしTAKAHIROのとこ行くぞ、とか倖田來未のとこ行って『キューティーハニー』で何着ようかな、じゃないのよ」とノリ突っ込みで本番での“大暴れ”を匂わせていた。
最後に木梨は「小室さんと所さんが組めば楽しみです。その1回戦がここです、大分です」と宣言。「所さんを土日であればどこでも連れて行くのが私の使命なので。これで我々も小室ファミリーだ!」と誓って笑わせた。【松尾幸之介】
○…木梨と所をバックに活動する田中について、所は歌声、木梨は物おじしない精神力を褒めている。大分での本番へ向け、田中は「そもそも最初は私が『大分行きません?』と言ったんですよね。豪華な2人を添えていただいて気合が入りますし、小室さんとの共演も、逆に客観的に見たいぐらいです」と気を引き締めた。木梨は「(田中の師匠の)細川たかしさんだけでいいだろ!」と突っ込んで笑わせつつ「毎日一生懸命練習してます。物おじしないんですよ。そこがいいですね」と語った。小室は田中の歌声について「素直な声で色がついてない。何でもできそうですね。逆に言えば早くこれという、1発聞いたらわかるようなものがあればいいな」と評価。所も「歌声が嫌いじゃないです。歌うまいのよ。よく歌えんなこれっていうのがある」と語り、小室も「僕も思いました。所さんの曲調の(独特な)メロディーラインがよく歌えるなと。アーティストはいい意味でもくせがあるから難しいじゃないですか」とうなっていた。



