演歌歌手三丘翔太(32)が2日、横浜市開港記念会館でデビュー10周年コンサートを開いた。2016年(平28)1月のデビュー曲「星影の里」、最新曲「華のひと」など全23曲を熱唱した。恩師の作曲家水森英夫氏が歌手時代にヒットさせた「たった二年と二ヶ月で」や、「よこはま・たそがれ」「ブルーライト・ヨコハマ」など10歳から育った地元横浜にちなんだ歌も披露した。

三丘は「3月2日の“ミッツーの日”に地元の横浜で開催できて、本当にうれしいです。10年はアッという間でしたが、歌手を続けてこられてうれしいと思います。テレビでマツコ・デラックスさんに『華ないね~』って言われたので、着ちゃえばいいやと、今日は花束をイメージしたスーツにしました」と笑った。

デビューを振り返って「水森先生の門下生として高校生の時から4年半、そして2016年にデビューしてさせてもらいました。10年で11曲、カップリング曲を入れると22曲のオリジナルがあります。この横浜市開港記念会館は大正7年(1918)にできた国の重要文化財。こんなところでコンサートができるのは光栄です。この10年間はコロナ禍があったり、いろいろなことをさせてもらいました。10年後は何をしているのか、10年後もここで会いましょう.引き続き応援、よろしくお願いします」と頭を下げた。

三丘は今年1月21日にデビュー以来所属した佐藤企画から、リルキアエンターテインメントに移籍。1月いっぱいで佐藤企画がタレントマネジメント業務を終えることで、先に移籍が決まった。「喝采を浴びながら歌えるのは、しみじみ幸せだと思います。正月に新年会にうかがった時、水森先生が『1人じゃできない、1人がいて、もう1人がいればできるんだよ』とおっしゃったのがよく分かる」。続く「人生しみじみ」では歌いながら、感極まって涙がこみ上げるシーンもあった。アンコールでは「不覚にも“しみじみ”してしまいました。今日は皆さんが、棒が育った街、横浜に来てくれてうれしいです」と「my home town」を歌い上げた。

終演後、日刊スポーツの取材に応じた三丘は「地元で、こんなにたくさんの人に祝福されて大変うれしいです。僕がこれからも頑張ることが、デビュー以来お世話になった佐藤企画の佐藤宏榮社長への恩返しになると思うので頑張ります」と話した。【小谷野俊哉】