元テレビ朝日社員の玉川徹氏は1日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。米国とイスラエルのイラン攻撃でホルムズ海峡が事実上封鎖され、原油の輸送が滞っていることに関し、トランプ米大統領が自身のSNSで「米国から買え」「ホルムズ海峡へ自分で取りに行け」などと記したことに対し、「勝手にやってくれ、というなら、勝手にやりますよ、ということ」と突き放すようにコメントした。
トランプ氏は、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「イラン攻撃に関与することを拒否した英国のように、ホルムズ海峡のために燃料が得られない国々に提案がある」と記し、「米国から買え。我々には潤沢にある」「遅ればせながらでも勇気を奮い起こし、ホルムズ海峡へ自分で取りに行け」と投稿。番組では、パネル特集のコーナーで、イラン攻撃を始めた責任を棚上げするように不満をぶちまけたトランプ氏のこの投稿を取り上げ、イラン情勢の現状を伝えた。
見解を問われた玉川氏は「場を荒らしまくって、後はそっちで勝手にやってくれという話ですよね」と述べ、「勝手にやってくれというなら、勝手にやりますよということだと思う」と指摘した。
前日も、日本はイランを敵に回さず、直接交渉を行いホルムズ海峡を日本のタンカーが通過できるようにした方がいいと主張した玉川氏。「(日本がイランと直接交渉を)やらなかった理由で考えられるのは、トランプ大統領の機嫌を損ねないということ。この前の日米首脳会談も、それだけみたいなものですから」と述べ、「機嫌を損ねないことだけのめに、戦争自体の法的問題にも(高市早苗首相は)触れなかった。EUのNATO加盟国は『違法』と言っているが、日本はただ仲良くすることだけを日米首脳会談でやった」とも主張。「トランプ大統領はそういう大統領なので、機嫌を損ねても何の得もない、というところだけは理解できるが、それだけではだめですね。日本として国益を考え、言うべきは言わないといけないということの1つは、イランと直接交渉し、ホルムズ海峡で日本のタンカーを通すということだったと思う」と述べた。
その上で、トランプ氏の投稿内容を念頭に「もう、これで気兼ねはいらないんじゃないですか。だって勝手にやれ、と本人が言っている。だったら勝手にやりましょう、ということで、イランとちゃんと話をして(ホルムズ海峡を)通れるようにしましょう」と、日本政府は今後、イランとの直接交渉を現実視すべきとの考えを示した。
「日本とイランの特別な関係は、歴史上、我々の先人が築いてきた。田中角栄や出光佐三がやったことが、日本とイランの歴史の蓄積としてある。我々はその上に乗って、イランとの友好関係を取りつつ、アジア全体の先頭に立ち、アジアの他国のタンカーも通しましょうという交渉をする立場だ」と述べ、「それが、日本がすべき外交だと思います」と語気を強めた。



