上方演芸界で最も長い歴史を持つ「第61回上方漫才大賞」発表会が7日、大阪市内で行われ、ぐろう(家村涼太=28、高松巧=29)が新人賞を受賞した。

1番手で漫才を披露。「口かみ酒」のネタを披露した。観客審査による得点は当初、395点だったが、集計システムに不具合があり、398点に上方修正。直後にネタを披露した例えば炎が397点と1点差で振り切り、トロフィーと賞金100万円を受け取った。

3年連続でノミネートされていただけに、高松は「訂正ありがとう。ホンマにうれしいです」。家村は「マジ実力!」と歓喜。「マジでほしいと思ってた。取れて良かったです」と喜んだ。

3月に行われた「第15回ytv漫才新人賞決定戦」に優勝。勢いに乗って新たな勲章を手にし、高松は「賞レースがめちゃくちゃある。軒並み狙いたい。この勢いで」。家村も「上方漫才大賞新人賞の名に恥じないように、ドンドン飛躍していきたい。よろしくお願いします!」と胸を張った。

ytv受賞時には同期のお笑いコンビ、空前メテオにライバル心を見せていたが、改めてライバル関係について質問が飛ぶと、高松は「ずっと突いてくるな」と苦笑い。家村は「空前メテオさんは、今回ノミネート…されてない? そうですか。僕らは3年連続ノミネートされたのでお察しします」と乗っかったが「ヤバいです。本当にヤバいです。仲いいです。いいライバルでやらせてもらってます。直接ご報告させていただきます」と我に返って笑いを誘った。

普段のよしもと漫才劇場とは違い、大賞受賞のザ・ぼんちや奨励賞にノミネートされた先輩芸人と同じ舞台で漫才も披露した。

家村は「いろんな笑いの取り方がある。僕らがやっても“ニン(芸人としての個性)”が足りないボケ方があって、渋みを感じました。ああなりたいですね。ありがとうございます」。高松は「一緒にできてうれしかったです。金属バットさん、僕ら、ザ・ぼんちさん。上漫じゃなかったらどんなメンツやねんと。そこに並べたのはうれしい」と偉大な先輩たちとの共演を喜んでいた。