日本テレビ系名物演芸番組「笑点」(日曜午後5時半)が、7日放送され、同日の放送で「テレビコメディパネル番組(週間)の最長放送」としてギネス世界記録に認定されたことを発表した。認定日は番組放送開始からちょうど60年にあたる、2026年5月15日となった。
番組内では、「60年ずっと同じやり方で大喜利し続けた番組」として、ギネス世界記録公式認定員から、笑点メンバー最年長の三遊亭好楽(79)へ認定証が手渡され、会場は拍手喝采となり歴史的瞬間を迎えた。
ギネス認定に、開始当初の70年代から出演を続ける好楽は「私、まだピンと来ていないんですよね。よく考えたらすごいことですよね。私、『笑点』が誕生する前の月に噺家になったのもあり、番組とは縁が深いのですが、これはすごい光栄なことでしてね」と喜んだ。そして「元旦から大みそかまで毎日一升瓶のお酒を5年間飲み続けたので2000本近く一升瓶を飲んでいたのですが、それはギネス世界記録に載らないんですかね?」と冗談も交えて笑わせた。
同じく古参の三遊亭小遊三(79)は「“青天のへきれき”っていうのはこういうことかな。予想もしていなかったので驚いていまして、これからはギネス世界記録の名に恥じないように、ノーベル賞に向かって頑張ります」と力を込めた。
16年から6代目司会を務める春風亭昇太(66)は「たまたま僕たちの世代で頂きましたが、この番組を紡いできてくれた先輩たちに感謝したいと思います」と話した。
林家たい平(61)は「あの『紅白歌合戦』のけん玉の挑戦現場にいらっしゃる、ギネス世界記録認定員の方にお会いできただけで、すごく幸せ」とユニークな目線で喜びを感じつつ、「先輩方が築き上げてくれた中の一瞬だけいる、その一瞬に、こうやってギネス世界記録認定していただけたことがうれしく、そして、誇りに思っております」とした。
近年は22年から毎年1人ずつ新メンバーが加入。桂宮治(49)は「人生で初めて子供たちに自慢できる瞬間に立ち会わせていただきありがとうございました。これからも、かっこいいパパであり続けたいなと思います」と語り、春風亭一之輔(48)は「宇宙の果てには地球みたいな星が絶対あるはずなんで、そこでもこういう番組がひょっとしてあって、『宇宙対抗大喜利』みたいなのが、これからできるといいですよね。今後もユニバーサルに頑張ります」と意気込んだ。
最も最近に加入した立川晴の輔(53)は「世界に認定されたっていうことが『笑点』のこの“世界”がつまり、本当に“ワールド”なんだなと思いました。初代司会者で僕の大師匠の立川談志のお墓に行って報告したいと思います」と喜んだ。
また、6代目座布団運びの山田隆夫(69)も「笑点60周年、本当におめでとうございます。継続は力なり。これからも、100年に向けて、皆さん健康に気をつけて頑張りましょう」とコメントを寄せた。
<笑点の歩み>※敬称略
▼66年5月15日 「金曜夜席」を受け継ぐ形で放送開始。初代司会者は立川談志
▼69年11月9日 2代目司会者に前田武彦が就任
▼70年12日20日 3代目司会者に三波伸介が就任
▼83年1月9日 4代目司会者に五代目三遊亭円楽が就任
▼88年8月28日 同局「24時間テレビ」内で「チャリティー笑点」が初開催。以降毎年恒例に
▼06年1月29日 放送2000回達成
▼同年5月21日 5代目司会者に桂歌丸が就任
▼16年4月30日 「笑点50周年記念スペシャル」公開収録中に歌丸が勇退発表。番組初の「終身名誉司会」へ就任
▼同年5月29日 6代目司会者に春風亭昇太が就任。林家たい平が24時間テレビチャリティーマラソンランナーに決定
▼18年7月22日 歌丸の死去に伴い、肩書きが「永世名誉司会者」に変更
▼20年5月17日 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、9月20日放送分まではリモートを用いて番組を放送
▼26年2月22日 放送3000回到達。特別ゲストにTHE ALFEEが登場
▼同年5月31日 「笑点60周年記念スペシャル」を放送



