能登町復興応援特命大使を務める演歌歌手の石川さゆり(68)が15日、石川県同町のやなぎだ植物公園で開催された「ござれ祭り」野外ステージで、フリーライブを行った。

今年7月にも「あばれ祭り」で能登町を訪問。「『みんな頑張ってね』『私も一緒に応援しているから』と言っていたら、故郷熊本で大変な地震が起きてしまいました。10年前と同じような大地震でした」と述べ「あれからまだ帰っていません。まだまだ帰れる状況ではないと思う。だから、能登のみなさんと一緒に熊本の皆さんも応援したい」と呼びかけ、「火の国へ」を歌唱した。

13日からは千葉県が豪雨に見舞われた。「本当にいつ何がどこで起きるか分からない。でもその時に、そこで生きている皆さんは必死に復旧を目指して頑張っていると思うし、それをみんなでお互いに支え合っていかなきゃいけない」とした。

その上で、「私たち歌い手ができることは皆さんの心が楽しくなるようにと、“伝える”こと」と表現した。「能登で『こういうことを見ました』『こんな話を聞きました』ということを、コンサート会場で全国に伝えていく」と続け、「そうすることで、皆さんがお互いに支え合うという気持ちの橋渡しだったり、つなぐお役目ができたらうれしいと思っています」とほほ笑んだ。【川田和博】