ナインティナイン岡村隆史(43)が3日夜、自身がホストを務めるネット生番組「めちゃ×2ユルんでるッ!」の中で、長期休養が続いているタレント矢口真里(30)に対し、同番組からの復帰を呼び掛けた。

 矢口は、モデル梅田賢三(25)との不倫疑惑が報じられた末、5月30日に俳優中村昌也(27)と離婚。レギュラー番組の降板や欠席が続いている。

 岡村はこの日、視聴者から「番組コメンテーターに矢口さんを起用するのはいかがですか」と質問されると、「矢口も復帰をここからやるか?

 しんどいんやったら、『めちゃユル』からやってみてもええし」と乗り気で提案した。

 矢口は、自宅寝室で梅田と不倫していたとの疑惑が報じられた。岡村はその報道に掛け、「ここ(スタジオ)に寝室みたいなものを作ってもいいし。パロディーにしてね」と続け、矢口に向けて、あえて不倫騒動をネタにして復帰するやり方もあると助言。さらに「ピンチはチャンスやから。矢口の新しいきっかけになれば。なんかあったら、『めちゃユル』からスタートしてみたらいいんじゃないですか」と呼び掛けた。

 同番組では3月末、相方矢部浩之が元TBSアナウンサー青木裕子との結婚を発表するなど、大きなニュースが出る場にもなっている。

 この日、同番組にはタレント有吉弘行がゲスト出演。有吉がお笑いコンビ猿岩石時代だった96年に出演し、最初のブレークのきっかけとなった日本テレビ系「進め!電波少年」のプロデューサーだった同局土屋敏男氏も局の垣根を越えてサプライズ生出演した。

 有吉は無名だった当時、同番組企画でユーラシア大陸ヒッチハイク横断をさせられるなど散々な目にあったため、この日は当初、岡村の質問に答える形で土屋氏に対し、その手法を「クズ」などと批判的に発言していた。

 しかし、途中で土屋氏がスタジオに突然サプライズ登場し、「クズって言ってなかった?」などと詰め寄ると、有吉は一転して動揺し、「(土屋氏は)恩師です。電波少年で人生を学んだ。あきらめない気持ちを学んだ」などと繰り返し、笑いを誘った。そして、有吉は当時のヒッチハイク出発時と同様、土屋氏にアイマスクをされて連行されていた。

 同番組は4日昼ごろより、吉本興業の運営する動画サイト「YNN」や「フジテレビオンデマンド」で有料配信もされる。