氏カルロ・リッツァーニ(イタリアの映画監督)イタリアのメディアによると、5日、ローマの自宅マンションから転落し死去、91歳。飛び降り自殺とみられている。妻や自身の病気に悩んでいたという。

 22年ローマ生まれ。映画評論家を経て、51年に監督デビュー。フェリーニ、アントニオーニ両監督らと製作したオムニバス映画「街の恋」(53年)や、中国でロケしたドキュメンタリー「黄色い大地」(58年)のほか「帰って来たガンマン」(66年)「ミラノの銀行強盗」(68年)などで知られる。