2日に死去した漫画家赤塚不二夫さん(享年72)原案の「新へんな子ちゃん」が、総合エンターテインメント誌「フラッシュ・エキサイティング」(光文社)で連載されることが9日、分かった。

 不定期刊行の同誌(年間約10冊刊行)で11日発売の号からスタートする。赤塚さんの生前から企画が進行しており、いわば遺作ともいえる新連載だ。長女りえ子さんが社長を務め、作品や版権を管理するフジオ・プロダクションが全面バックアップ。病床にいて筆を執れない赤塚さんに代わり、ギャグ精神のDNAを受け継いだりえ子さんらが、赤塚スピリットの細部にまでこだわった作品になる。

 初代の「へんな子ちゃん」は67年から2年間、漫画誌「りぼん」に掲載。ひねくれ者の女の子が、いたずらや意地悪をしまくる少女向けのギャグマンガとして一世を風靡(ふうび)した。91年から、平成版の2代目「へんな子ちゃん」の連載が「週刊女性」でスタート。大人向けのギャグマンガとして、超能力を持った女の子が織りなすドタバタぶりが人気を集め、約4年も続いた。

 今年4月からは、2代目の原作画に声優のアフレコなどを付け加えたアニメ版を動画サイトYouTubeが配信。世界ランク37位のアクセスを記録する人気を呼んだ。このヒットをきっかけに、3代目となる「新へんな子ちゃん」の連載案が急浮上した。

 今回のへんな子ちゃんは、髪を金髪に染め、セーラー服姿。ニャロメからもらった不思議な力を発揮する帽子を使うストーリーで、14年ぶりに復活する。