2021年のブレークが期待される、お笑い第7世代の旗手がまんじゅう大帝国だ。ボケの竹内一希(26)とツッコミの田中永真(27)のコンビ。

まんじゅう大帝国の竹内一希(左)と田中永真
まんじゅう大帝国の竹内一希(左)と田中永真

まんじゅう大帝国(だいていこく)のプロフィール

竹内一希(たけうち かずき)

  • 1994年(平6)4月27日、東京生まれ。
  • 日大芸術学在学中、落語研究会で外桜一拝(あうとろーいっぱい)の高座名。
  • 関東落研連合12代目総長。

田中永真(たなか えいま)

  • 1993年(平5)3月30日、北海道生まれ。
  • 東京理科大在学中、落語研究会で六花亭空道(ろっかていそらみち)の高座名。
  • 関東落研連合11代目副総長。

   ◇   ◇   ◇

  • 先輩の田中が誘って、16年6月コンビ結成。アマチュアとしてお笑いライブに出て注目を集める。
  • 2017年4月に竹内の日本学園高、そして日大芸術学部の落語研究会の先輩である放送作家、高田文夫氏の推薦で、爆笑問題などが所属する芸能事務所タイタン入り。ちなみに爆問の太田光(55)と田中裕二(55)は、ともに日芸中退だが竹内は卒業している。
  • コンビ名は、「大」という文字を入れたかったことが由来という。そこから「大帝国」のワードが浮かんだが、それだけだと硬すぎるため柔らかい「まんじゅう」をつけ、「まんじゅう大帝国」という名になった。
  • 2019年はタイタンマネジャーの八木順一朗氏が監督した映画「実りゆく」に竹内が主演。田中も共演した。コロナ禍に見舞われた20年を、竹内は「前半はとにかく自粛でどうしたらよいか分からず、混乱していました。自粛が明けると主演映画の『実りゆく』が全国で公開され、『笑いの学校』という本も出版されて、うそみたいな出来事ばかりで混乱していました」と回想する。
  • 田中は「ステイホームで『あつ森』に夢中になったり、ツイッターでワニの最期を見届けたり、映画の中にいたり、本の中にいたりで、現世で生きてる感覚の無い1年でした。絶対忘れない年です」と振り返る。
  • 2021年の抱負について、竹内は「たくさん漫才をして、面白くなりたいです。あといい男にもなれたらうれしいです。あとは、何か新しく楽器を買って、良い音色を奏でたいです!」。
  • 田中は「本業の漫才で『まんじゅう大帝国いいね』って言ってもらえる年にしたいです。2021年に限ったことでもないんですけど。あと、ビリヤードにハマり始めているのでさっさとマイキューを買って練習して堂々と『ビリヤード芸人』を名乗れるレベルになりたいです。コーチを募集中です」。