公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(15)と菅井竜也七段(25)の王将戦1次予選決勝が4日、関西将棋会館で行われた。序盤戦から藤井が先に仕掛ける展開。勝負は互角のまま正午前に昼食休憩に入った。

 藤井は関西将棋開館にある洋食店「11(イレブン)」のサービスランチ「珍豚美人(ちんとんしゃん)」(900円)を注文した。山形県産の豚の天ぷらに自家製のゴマだれがかかっている。棋士の間では人気のランチメニュー。6月2日、棋王戦決勝で澤田六段に勝ち、20連勝を達成したときと同じメニュー。菅井七段はやまがの「冷やしたぬき」(730円)を注文した。