民進党の枝野幸男代表代行(53)は2日、都内で会見し、新党「立憲民主党」を設立すると発表した。「希望の党」の小池百合子代表による民進リベラル系議員の「排除」を受けた対応で、「『希望』とは政策の方向性が違う」と主張。「『枝野立て』と言われた。ピンチをチャンスに変えたい」。前原誠司代表が唱えた「民進&希望合流」は結局、民進党分裂を誘発した。衆院選は、自公VS希望&民進VSリベラル系という三つどもえの戦いに突入する。

 「立憲民主党」の党名が、すでに第三者から商標出願されていたことが2日、分かった。今年2月の出願で商標登録はされておらず、「審査待ち」の状況となっている。特許情報プラットフォームによると、出願しているのは大阪府の会社「ベストライセンス」。これまでにピコ太郎の「PPAP」を、ピコ太郎の所属事務所より早く出願するなど、さまざまな言葉について大量の出願を行っている会社として知られる。